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シンセミア(4) 朝日文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日新聞社/朝日新聞社 |
| 発売年月日 | 2006/11/30 |
| JAN | 9784022643803 |

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シンセミア(4)
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商品レビュー
3.8
16件のお客様レビュー
フリも、その前の説明も、設定も長いし人物も多い。しばらくずっと何も起きないんだけれどずっと不穏。これちゃんと爆発するでしょうね?と疑い始めた辺りから、というか、むすろ、はずめのはずめから術中にハマっていたのだ。さながらタランティーノでいて、キューブリックでいて、イーストウッドでい...
フリも、その前の説明も、設定も長いし人物も多い。しばらくずっと何も起きないんだけれどずっと不穏。これちゃんと爆発するでしょうね?と疑い始めた辺りから、というか、むすろ、はずめのはずめから術中にハマっていたのだ。さながらタランティーノでいて、キューブリックでいて、イーストウッドでいて、とてつもない大作家様でおみそれしました!としか言いようがない。
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神町物語の長編、いよいよ閉幕です。凄い数の登場人物で、それぞれに纏わる物語を、最終的にどう料理していくのかが見ものだったけど、こうなりますか。初めから”死”との親和性が高い内容だったけど、最後はもはや、虐殺ですね。一人称で登場する、いってみれば準主役たる面々が、ここまでこぞってい...
神町物語の長編、いよいよ閉幕です。凄い数の登場人物で、それぞれに纏わる物語を、最終的にどう料理していくのかが見ものだったけど、こうなりますか。初めから”死”との親和性が高い内容だったけど、最後はもはや、虐殺ですね。一人称で登場する、いってみれば準主役たる面々が、ここまでこぞっていなくなるとは…ビックリしました。ってか、続編もあるみたいだけど、どうなってしまうんだろ。でも総じて、この混沌とした世界観が気に入ったし、この町で起こる他の物語も読んでみたいので、神町サーガ、まだ楽しませてもらいます。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【本の内容】 <1> 20世紀最後の夏、神の町で何が起きたのか? 『ニッポニアニッポン』や『グランド・フィナーレ』につらなる“神町クロニクル”の壮大な幕が開く。 伊藤整文学賞と毎日出版文化賞をダブル受賞した本作は、デビュー10年にして到達した著者最高の傑作長篇である。 文庫オリジナルの神町地図と年表を収録。 <2> 神の町に“神”は存在しないのか。 自殺、事故死、行方不明と事件が相次ぎ、放火や地震が住民たちに追い打ちをかける。 町に流れる不気味な噂、ひそかに張り巡らされる監視網、そして訪れる審判の時とは? 伊藤整文学賞と毎日出版文化賞をダブル受賞した傑作長篇第2弾。 <3> 大型で強い台風8号が神町を直撃した。 大雨、土砂崩れ、道路冠水、さらに床上浸水へと進み、町の商店街は水没する。 未會有の洪水のさなかに発覚した忌まわしい事件の真相とは? そして荒廃する人の心はいったいどこに向かうのか? 待望の文庫化第3弾! 文庫オリジナルの人物相関図と年表と収録。 <4> 不穏な事件が相次ぎ、未會有の災害にも見舞われて、神町の夏は悪夢のうちに過ぎようとしていた。 暴かれる秘密の関係、呼び戻される恐るべき過去…いったい誰が神の怒りに触れたのか?“神町クロニクル”は大団円に向け疾走する。 著者最高の傑作長篇、ついに全4巻完結。 [ 目次 ] <1> <2> <3> <4> [ POP ] 劇的に滅びるのではなく、誰も気付かないところで少しずつ壊れていく町が描かれる。 俯瞰的な描写はほとんどないので、読者はさまざまな登場人物たちの目を通して滅び行く町の光景を目にすることになる。 ビデオ撮影サークル(実態は盗撮サークル)のメンバーたち、ロリコン趣味の警察官、夫を愛さずに結婚した妻……。 彼らは自らの欲求に従って行動しているだけなのだが、町に組み込まれたどうしようもない歪みに知らず知らずのうちに影響されているようにも見える。 そして、大きな事件が起きる。もはや何が狂っているのかもわからないまま、人々は目の前のことを懸命に片付けようとする。 おかしいと気付いても何もできない無力感。 暗い部分から目を背け、うしろめたい趣味に夢中になる人々。 どこか他人事のように起きる数々の事件。 このやるせなさ、絶望感が精緻な描写を通して伝わってくるように思った。 私たちが今生きているこの国も、いつかこのような滅びを迎えるのだろうか。 [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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