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地震予知の科学
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京大学出版会/東京大学出版会 |
発売年月日 | 2007/05/15 |
JAN | 9784130637060 |
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地震予知の科学
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商品レビュー
3.7
4件のお客様レビュー
今回私が紹介するのは、「地震予知の科学」という本である。 阪神淡路大震災、3・11東日本大地震、熊本地震…日本は世界中に最も地震災害の多い国だと言える。我々の身の回りでは、地震災害がいつ起きてもおかしくはない。なぜ地震が起こるのか、地震がいつどこに起きるのか、一体地震が予知できる...
今回私が紹介するのは、「地震予知の科学」という本である。 阪神淡路大震災、3・11東日本大地震、熊本地震…日本は世界中に最も地震災害の多い国だと言える。我々の身の回りでは、地震災害がいつ起きてもおかしくはない。なぜ地震が起こるのか、地震がいつどこに起きるのか、一体地震が予知できるのか、今ほど人類がどこまで地震に把握しているのか、この本では詳しく説明してくれる。 空を見上げて、“あれ、怪しい雲だ”と思うときがよくあるでしょう、「地震雲」という言葉がマスコミやSNSでよく流れている。「地震雲」は実際に存在しているのか、若しくはデマなのでしょうか? 我々が踏んでいる土地の下に、「森本・富樫断層帯」がある。30年以内に、マグニチュード7.2程度の確率は2%~8%だと、政府の地震本部に示されている。この2%~8%の確率は、2桁にも届かないのに、なぜA級活断層下位に入っているのか。 南海トラフによる巨大地震(M8~M9)では、30年内発生の確率は70%~80%と高いと言われている。この災害は予知可能か、どうやって予知するか。スロースリップとアスペリティとはなにか? この本では、地震発生の仕組み、地震予知の可能、パソコンシミュレーションについて科学的に深く解き、将来の巨大地震に関して予知や防災対策に役に立つ。天気予報のように、科学の進歩により将来では地震予報にも役に立つと期待されている。 (地球惑星科学コース 3年) 私がこの本を読んで一番はじめに感じたことは「分かりやすい」です。この本は日本地震学会地震予知検討委員会が執筆、つまり地震の専門家が書いた本です。私は活字があまり得意ではないので、この分野に限らず専門的な内容に踏み込んだ本に対していつも読みにくい(理解が難しい)という印象を持ってしまっていましたが、『地震予知の科学』に対しては読みにくいとは思いませんでした。地震予知について専門的な単語も出てきますが解説が詳しいのでこの分野を学んでいなくても理解できるようになっています。ところで、この本の内容はタイトルの通り地震予知です。科学的に地震が来ることを予知するとはそもそもどういうことか?から始まり、地震予知の歴史や種類、実際に予知が成功した例、予知の精度を上げるにはどうしたら良いかなどが書かれています。初版は2007年であるため現在の地震予知の精度や研究内容とは多少違いがあるかもしれませんが、巨大地震の発生とその予知についての基本的なことが南海地震(南海トラフ地震)を例に詳しく述べられています。地震や地震学に少しでも興味がある、難しくない本を読みたいと考えている人はぜひこの本を読んでみてください。 (地球惑星科学コース 4年)
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アスペリティ、前兆すべりに関する基礎知識について知ることができた。難しそうな地震予知を科学的に語ろうとした読みやすい本。 3.11の4年前に原子力発電所の安全神話に疑問符をなげかけていたこともおもしろい。
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特に、アスペリティモデルについて興味深く読めた。アスペリティモデルは、沈み込むプレートと陸側プレートが接している部分を、アスペリティとゆっくりすべり域に分けるモデルである。地震発生のシミュレーションできるというものである。
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