もぐらのグラボー

ルイズムルシェツ【作・絵】, 山室静【訳】

• 販売会社／発売会社: 新栄堂書店/実業之日本社
• 発売年月日: 2006/12/11
• JAN: 9784408411217

商品レビュー

2022/05/12

原題は、

Der Maulwurf Grabowski

と言う。ドイツ語かな。

もぐら　グラボウスキー　と訳せば良いか。

奥付けの1972 Zurich,Switzerland と著作権に関して記載された文字が目に飛び込んでくる。

1972年にスイスのチューリッヒの権利者の許可を得て、実業之日本社から出版された同名書の復刻版だそうだ。

訳者は山室静だ。静と言っても男だよ。

最初読んだ時、絵も文章もしっかりしていて好感をもったけど、はて何が面白いのだろうか、作者は何を言いたいのか？
と思った。

写真で言うところのちょっと引いて考えた。

自然破壊を問題提起したのだろう。

本書は、絵本で世界を旅しよう　
で７番目に紹介されている本です。

原題でAmazonのレビューを見てみると、
判型が小さく（A5相当？）文字が読みづらいとあった。

本書は、適度な大きさで読みやすかった。

もぐらくんの名前、何でグラボウスキーとせずに、グラボーとしたのだろう。
ウクライナを侵略している国の人名のようなので、あえて短くしたのだろうか？　時代が違うけど。