竜門の向こう

森本靖【著】

• 販売会社／発売会社: 東京図書出版会/リフレ出版
• 発売年月日: 2006/12/26
• JAN: 9784862231109

商品レビュー

2020/08/10

外出自粛のこの時に、やっと図書館も、少しづつ平常通りになって来つつあり、そこで見つけた本である。
だいぶ前に初版されている。
作者は、森本靖氏で、1951年生まれだけの短い紹介だけ。

古い本の割に、図書館の本にしては、誰も読んで無い様な（本を開けたような）感じがしない本であったのだが、少し、ファンタジー的なものかと、思い　手に取った。

魔法使いの仕事は、趣味と実益を兼ねた梟の木彫り・・・・から始まるのだが、・・・・
人が言葉を話さない時代に、竜はの仲間だけは、歌も歌い、言葉もあった。と、、、、、始まり、
御池村の1頭の大きな竜が、そこに水くみの娘に恋をする・・・・迄は、良かっただが・・・・
段々、竜門の向こう側の死の世界の話になって来たら、話が、複雑化で、難しい。
そして、最後のイラストの地図も、何か分かりづらい。

もっと、子供も大人も楽しめる本だと、手に取ったのだが・・・・私には、楽しいと思える本でも、そして、誰かに聞かせてあげたいとか、紹介したい本では無かった。
読解力不足かな？

2012/10/31

－あなたは魔法を信じますか？－

竜にまつわる色々な言い伝えのある『御池村』には、魔法使いと魔女が暮らしていた。

穏やかな魔法使いとファンキーな魔女。チチンプイプイ！と魔法で解決というのではなく、死者が穏やかに旅立てるようにお手伝いをしたりと、経験豊かな長老のよう。
まだこんな魔法使いがいられる世の中なら良いのになと思える話でした。

2008/09/11

あなたは魔法を信じますか? 私が子ども時代を過ごした村には、魔法使いと呼ばれる老人と魔女と呼ばれる老女がいました。その2人から聞いた話を書き留めておこうと思います…。魔法使いと魔女のファンタジックな冒険を描く。