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弱法師 文春文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | かなわぬ恋こそ、美しい。雨の気配を滲ませた母子に惹かれ、人生設計を投げ捨てたエリート医師。編集者の愛を得るために小説を捧げ続けた若き作家。父と母、伯母の不可思議な関係に胸ふるわせる少女。能のモチーフをいくつもちりばめながら、身を焦がすほどの激しい恋情が燃えたつ珠玉の3篇を収録。 |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋/文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2007/02/08 |
| JAN | 9784167726010 |

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商品レビュー
4.4
37件のお客様レビュー
「かなわぬ恋」をテーマにした中篇集
一番心に残ったのは「卒塔婆小町」。天才的な小説家の男が、編集者に恋をし、彼女の為だけに小説を書き、捧げる。と、こうして書くと何の変哲もない話だが、登場人物達の、確かな存在感・愛の重量。誰に感情移入して読めばいいのか。誰に感情移入しても、苦しくて押しつぶされてしまいそうになる。どう...
一番心に残ったのは「卒塔婆小町」。天才的な小説家の男が、編集者に恋をし、彼女の為だけに小説を書き、捧げる。と、こうして書くと何の変哲もない話だが、登場人物達の、確かな存在感・愛の重量。誰に感情移入して読めばいいのか。誰に感情移入しても、苦しくて押しつぶされてしまいそうになる。どうしてここまで狂おしい感情を表現できるのか。最後まで揺ぎ無い「美しさ」を貫き通す作者の文章力にも圧倒される。読み終わった後、心にずしりと「何か」が残るはずです。純度の高い「愛」の本質とは、透き通るものでもなく、こんなにも重いものだったのか、と気付かされました。
餡
何度も読んでいる中山可穂さんの一冊です。中山可穂さんの本は体力、精神力両方ある時じゃないと読めません。両方ある時にはぐわーっと引き込まれて読んでしまうのですが。 この弱法師、「弱法師」「卒塔婆小町」「浮舟」の三作が載っているのですが、私の中で「卒塔婆小町」の印象が薄くて、確か、老...
何度も読んでいる中山可穂さんの一冊です。中山可穂さんの本は体力、精神力両方ある時じゃないと読めません。両方ある時にはぐわーっと引き込まれて読んでしまうのですが。 この弱法師、「弱法師」「卒塔婆小町」「浮舟」の三作が載っているのですが、私の中で「卒塔婆小町」の印象が薄くて、確か、老婆が出てきたような?くらいの記憶でした。ですが、今回読み返してみて、一番ガツンときたのはこの「卒塔婆小町」でした。元々この方の書かれる愛と狂気の背中合わせっぷりが大好きなのですが、この卒塔婆小町、その愛と狂気が薄皮一枚でつながっているような感じがしたのです。 他の本だと、その薄皮一枚っていうのが今まであまり感じられなくて、ぴったり背中合わせになっている印象があったのですが、この作品、その薄皮一枚があったからこその愛と狂気がもう、心臓わしづかみでした。え?そうなるの?からのはーー!?なラストで読み終わった時に暴れまわりそうでした。どうしてこのお話が過去の私の中で印象に残ってなかったのかが不思議でなりません。 この本、性描写をしないで書いたと後書きにあったのですが、なくても十分色気がありましたし、なんならなくていい、ないからこその色気がにじみ出ていてそこがいい。私は性描写ない方が好きかもしれません。なんというか、においだけ嗅がせていただいて十分です。と思ってしまって。 毎度のことではありますが、読んでいる最中涙腺は緩むは、頭はガンガンするわ、心臓バクバク言うわでなかなか肉体的にしんどい物でした。精神的にはこんな素敵な(素敵の一言では言い表せない)お話を読めて満足でした。 今日、この本を読めたということは、体力と精神力がしっかりしているという証です。体も心も健康な証拠に読み終わった今、健やかな空腹感を味わっています。脳みそは大食いと言いますし。 さて、納豆ご飯でも食べますかね。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ここに収録されている中編のタイトルが鮮烈で、なんとしても読んでみようと手に取った。「卒塔婆小町」という。後で知ったのだが、能の演目なのですね。 墓地の近くの公園で、酔っぱらった作家が担当に貶された原稿を捨てていると、そこに老婆のホームレスが現れ続きを読ませろという。昔、腕利きの編集者だったという老婆は原稿に見事な直しを入れ、御礼に酒を差し入れた作家に昔語りを始める……というもの。 久々に、こういう濃密な熟成された小説を読んだ気がする。白い原稿用紙がビルから舞い落ちる映像が、鮮やかに浮かぶ。それから、ラストの墓石を抱きしめ息絶えている百合子の幸福そうな顔。何度でも思い浮かべては切なくなる。 他、二編「浮舟」と「弱法師」も良かったけど、「卒塔婆小町」が一番好きかな。 ブクログのレビューで皆さんが書かれている感想も素晴らしくて、全部にいいねしたかった。 他の作品も機会があれば読みたい。
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