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司馬遼太郎対話選集(9) アジアの中の日本 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋/文藝春秋 |
発売年月日 | 2006/11/10 |
JAN | 9784167663292 |
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司馬遼太郎対話選集(9)
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司馬遼太郎対話選集(9)
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3.7
7件のお客様レビュー
司馬遼太郎 対話選集 9 アジアの中の日本 対談の目線は 「日本が生き延びるためには アジアから学ぶべき」という点に置いているが、司馬史観は「アジアに対する自省は必要としつつ、征韓論は 対ロシア防衛から正当化し、欧米列強の脅威から 参謀本部が 侵略戦争に変容させた」という...
司馬遼太郎 対話選集 9 アジアの中の日本 対談の目線は 「日本が生き延びるためには アジアから学ぶべき」という点に置いているが、司馬史観は「アジアに対する自省は必要としつつ、征韓論は 対ロシア防衛から正当化し、欧米列強の脅威から 参謀本部が 侵略戦争に変容させた」ということだと思う。論者の日本の危機感は伝わってくるし、政治家の言葉より具体的で わかりやすい 商業や競争を否定している儒教原理は知らなかった。原理のない日本の野蛮性は 理解できたが、経済強国である中国や韓国は 儒教原理に沿っていないということになるのか? 「原理がなかったことは、日本の幸せでもあった」という司馬遼太郎の言葉は名言 対談者それぞれ 別の言葉を使っているが、国家における普遍性=原理=イデオロギー=文化 と解釈していいのだと思う 開高健 との対談における文化と文明の定義は秀逸 「文化は、その民族に特殊なものであって、一般から見れば不合理なもの〜その文化圏の固有の血と土の産物であって、他の文化圏には伝達困難なもの。文明は相互に影響発展させあって共有すべきもの」
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○日本人は昔から文化変容をおそれない。 ○支那の書は方ありて法なし ○日本にはない絶対主義、緩やかな統治、大衆の学 ◯町人町の博多と侍町の福岡
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1970〜1980年までの 司馬遼太郎と他の小説家や文学者との対談を本にした作品。 よく考えたら今から30〜40年前なのだけども あぁこの年代にも中国や韓国、モンゴルまでいろんなアジア話をしていたのだなーと思う。 いつの時代も日本は点で見ら中国は面で見るとか その辺もあーなるほど...
1970〜1980年までの 司馬遼太郎と他の小説家や文学者との対談を本にした作品。 よく考えたら今から30〜40年前なのだけども あぁこの年代にも中国や韓国、モンゴルまでいろんなアジア話をしていたのだなーと思う。 いつの時代も日本は点で見ら中国は面で見るとか その辺もあーなるほどなーと思う反面 今との比較をしながら読むのもまた一興。 侵略したというのを進出したと書いたり まぁお国違えどいろいろあるのねと。 しかしながらモンゴルのところが1番面白かった。 遊牧民すげーなーと。
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