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クリスマス・キャロル 光文社古典新訳文庫

チャールズディケンズ【著】, 池央耿【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社/光文社
発売年月日 2006/11/20
JAN 9784334751159

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クリスマス・キャロル

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商品レビュー

3.8

62件のお客様レビュー

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2024/04/02
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※このレビューにはネタバレを含みます

クリスマスを迎えた1830年代のイギリスが舞台。守銭奴の商売人スクルージは7年前に死んだ相棒マーレイの霊と出会う。生前キリスト教徒としての善行を積めなかったことを嘆くマーレイはこのあと3人のクリスマスの精霊が訪ねてくると告げる。クリスマスの精霊はスクルージに過去・現在・未来を見せる。そこで自分の過去、貧困にあえぐ中クリスマスを楽しむ部下、上限関係なく無礼講で楽しむ商売人、未来で自分が死んだあとに衣服が盗まれ誰もたずねるものも憐れむものもないままに放置される姿を見せられ、スクルージは改心する。 日本昔話なみの教訓話でかなりの説教臭さを覚える。クリスマス・キャロルはクリスマスを代表する作品だときいていたが、あまりにも教訓に舵を取っている。説教臭さがひどい。時代を考えるとまあ仕方ないかというところ。

Posted by ブクログ

2024/02/03

守銭奴・金の亡者のドケチ強欲ジジイ・スクルージ。 クリスマスを楽しく祝う心を持ち合わせていない彼は クリスマス・イブの夜に、亡くなった友人マーリーの亡霊と出会う。 このままではいけないと忠告を受けるスクルージ。 続いて過去・現在・未来を司る精霊と出会い、 今までの、そしてこれから...

守銭奴・金の亡者のドケチ強欲ジジイ・スクルージ。 クリスマスを楽しく祝う心を持ち合わせていない彼は クリスマス・イブの夜に、亡くなった友人マーリーの亡霊と出会う。 このままではいけないと忠告を受けるスクルージ。 続いて過去・現在・未来を司る精霊と出会い、 今までの、そしてこれからの自分と客観的に向き合う。この旅の果てに、ドケチジジイはどこへ辿り着くのか…。 自分の事を客観的に見つめてみると、思ったよりまるでひどい人間だ、みたいな事があるかもな一冊。 ひどいと感じられるうちは大丈夫なのかしら。 改心、という言葉でまとめられがちな物語ですが、 翻訳者の方のあとがきは少し異なる見解でした。 古典新訳文庫は翻訳者のあとがきが毎回面白い。この本ではスクルージのもともとの精神性は 真っ直ぐである事に強く触れられている。ドケチジジイの改心劇、ではないのだと…。もとから善良な素質が、暮らしにすり減ってこうなったのだと。 当時の社会の変化も大きな要因となっていると語るあとがき、読み応え抜群。 物語を楽しみつつ、スクルージという人気キャラクターを深く掘り下げる一冊。

Posted by ブクログ

2023/11/18

洋書で一番好きな本は何かと聞かれたら、迷わずクリスマス・キャロルと言うくらい好きな話。 偏屈で非情でケチな老商人スクルージがクリスマスの夜に、優しさを失う前の自分を追憶させる過去の精霊、貧しさの中でもクリスマスの喜びに包まれる人々を見せた現在の精霊、心を入れ替えなかった場合に訪れ...

洋書で一番好きな本は何かと聞かれたら、迷わずクリスマス・キャロルと言うくらい好きな話。 偏屈で非情でケチな老商人スクルージがクリスマスの夜に、優しさを失う前の自分を追憶させる過去の精霊、貧しさの中でもクリスマスの喜びに包まれる人々を見せた現在の精霊、心を入れ替えなかった場合に訪れる絶望を見せた未来の精霊に出会い、心を入れ替えるという話。 あらすじだけ書くとそういう話だけれど、何回読んでも心が暖かくなるからついに紙の本を買ってしまった。青空文庫でも訳者は違うけど読めるので、是非。

Posted by ブクログ

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