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迷子の自由
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞社/朝日新聞社 |
発売年月日 | 2007/02/28 |
JAN | 9784022502537 |
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商品レビュー
3.8
10件のお客様レビュー
ちょっとセンチメンタルな気持ちに浸りたい時におすすめかも? エッセイ+そのエピソードに沿った見開きのカラー写真。 この構成がとっても良くて、の〜んびり散歩を楽しむように読んだ。 カラー写真が挟み込まれることで、ひとつひとつの話に説得力みたいなものが生まれる。 似たような思い出や景...
ちょっとセンチメンタルな気持ちに浸りたい時におすすめかも? エッセイ+そのエピソードに沿った見開きのカラー写真。 この構成がとっても良くて、の〜んびり散歩を楽しむように読んだ。 カラー写真が挟み込まれることで、ひとつひとつの話に説得力みたいなものが生まれる。 似たような思い出や景色が自動的に連想されて、懐かしいような、切ないような…妙にセンチメンタルな気持ちが呼び起こされる。 不思議なのは、行ったことのない海外の写真にも懐かしさを覚えること! さすがに日本での写真と同じ懐かしさを感じるわけではないけれど、やっぱりどこかセンチメンタルな気持ちになるんだよなぁ。 好きだなと思う文章も多くて、思わずたくさんメモしてしまった。
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フォトエッセイ。日本、インド、重慶について。 感傷的で、失われてしまう(しまった)ものに意識が向いている(特に後半)。 「まるで、確実にもうすぐ失われるという予感がするものを、必死に拾い集めているようだった。」(p.159) 当時の著者と年齢が近いためか、わかってしまう。 ...
フォトエッセイ。日本、インド、重慶について。 感傷的で、失われてしまう(しまった)ものに意識が向いている(特に後半)。 「まるで、確実にもうすぐ失われるという予感がするものを、必死に拾い集めているようだった。」(p.159) 当時の著者と年齢が近いためか、わかってしまう。 難儀でひねくれた性格も通じるところがあるかも。 「あからさまにインドに感化されるのは癪だが、影響されないのもいやだ。私が二〇代にインド行きを躊躇したのは、そんなひねくれた理由からだった。」(p.46)
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星野博美 著「迷子の自由」、2007.2発行。インド、重慶、日本の写真とエッセイです。子供の頃、支那には4億の民がいると習いましたが、今は、中国、印度、どれくらいの人口になったのでしょうか。インドでは動物の人権が。牛、水牛、山羊、猿、ろば、犬、蛇・・・。日本人が逆立ちしても持ちえ...
星野博美 著「迷子の自由」、2007.2発行。インド、重慶、日本の写真とエッセイです。子供の頃、支那には4億の民がいると習いましたが、今は、中国、印度、どれくらいの人口になったのでしょうか。インドでは動物の人権が。牛、水牛、山羊、猿、ろば、犬、蛇・・・。日本人が逆立ちしても持ちえない究極の平等主義! インドは平等の国、中国は差別の国の典型に思えてきました。このエッセイで一番印象に残ったのは、著者が小松菜を栽培し、その小松菜を食べつくした毛虫が美しい青い蝶になってひらひら舞い、あたかも著者に恩返しをw!
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