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食べる西洋美術史 「最後の晩餐」から読む 光文社新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光文社/光文社 |
| 発売年月日 | 2007/01/20 |
| JAN | 9784334033873 |

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食べる西洋美術史
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商品レビュー
3.6
15件のお客様レビュー
宮下規久朗先生は、現役の大学教授。 大きな賞も取っておられ、著作も多いが、美術史学の教鞭においても並々ならぬ熱意をお持ちのようで、教えを乞える神大の学生さんが羨ましい! コロナ前には、何回か講演会にもお邪魔したが、とても穏やかな優しい方だった。 過去のインタビュー記事を読むと、美...
宮下規久朗先生は、現役の大学教授。 大きな賞も取っておられ、著作も多いが、美術史学の教鞭においても並々ならぬ熱意をお持ちのようで、教えを乞える神大の学生さんが羨ましい! コロナ前には、何回か講演会にもお邪魔したが、とても穏やかな優しい方だった。 過去のインタビュー記事を読むと、美術史家で著名な高階秀爾先生に憧れ、東大に入り、実際に高階先生につくことが出来たという、また兵庫県立美術館の学芸員にも一発で採用されるなど、まさしく人生というのは“そうなるようになっている”ものだなあと思った。 そんな先生は、「グルメ美術史家」とも呼ばれているほど、”食“への関心がお強い。なので、この「食べる西洋美術史」が誕生した訳である。 前出のインタビュー記事では「料理文化が発達したところは美術文化も発達しているし、逆も然り。料理文化がいい加減なら美術もイマイチなところが多い。ご飯はお腹にたまればいいっていう考え方の人は、美術もなくていいものだからと考えがちで、美術に対する関心が疎かになっている。」と、なるほど。 さて本書であるが、西洋美術史における「最後の晩餐」の成り立ちと変遷から、洋の東西、時代を問わず、絵画に残されている食の光景、食材の様相をキャプチャし、文化や歴史を解析している。 そもそも西洋美術はキリスト教を礎に反映したが、そのキリスト教は“食”との関わりが深い。(原罪の林檎、聖体のパン) なので、食事は西洋美術の重要な主題なのだ。 「絵画は知識で読むもの」と先生は仰っているが、堅苦しさはないのでご安心を。 コロナ禍に遭い、食文化の危機に遭遇した我々が、人間らしく食べ、人との繋がりを取り戻すためにも、本書をお読みいただきたい。意義のない食事は文明を滅ぼすのです。 (ただなにぶんにも新書本のため、ほとんどの図像が小さく白黒で、先生のご指摘が確認しずらい。スマホで図像チェックを怠りなく。) 宮下先生と「怖い絵」の中野京子先生は、誠に勝手ながら、私の偉大なる師でございます。
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感想 食べることの意味を考える。西洋の歴史観自然観で食事を分解再構築する。より自然との調和を目指す東洋ではどのように考えるのか。考察を進めたい。
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「食べること」「食べもの」の西洋美術(一部、日本と中国)における表象を、古代から現代まで詳細に語る。 キリスト教を基調に、食べる、生きる、死ぬ、を聖と俗、善と悪を反転させつつ、論じる手腕はみごとだ。 引用作品が白黒で見にくいものが多かったのが少し残念。
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