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図説 イングランド海軍の歴史 図説シリーズ
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 原書房 |
| 発売年月日 | 2007/01/30 |
| JAN | 9784562040483 |
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図説 イングランド海軍の歴史
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商品レビュー
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先ずは落語の枕のような話から始まる。 昔は浪漫があったというのは老人の証拠。話は映画の題名のことである。 『望郷』(原題『ペペル・モコ』;主人公の名)、『パリ祭』(原題『7月14日』;云わずと知れた革命記念日)、『哀愁』(原題;『ウォータールー・ブリッジ』;テムズ川に掛かる橋)、...
先ずは落語の枕のような話から始まる。 昔は浪漫があったというのは老人の証拠。話は映画の題名のことである。 『望郷』(原題『ペペル・モコ』;主人公の名)、『パリ祭』(原題『7月14日』;云わずと知れた革命記念日)、『哀愁』(原題;『ウォータールー・ブリッジ』;テムズ川に掛かる橋)、『逢引き』(原題『Brief Encounter』;ラフマニノフの2番のコンチェルトで知られる)、などと、日本で公開されたときの古い映画の題名を、原題と比べてみて、この題あったればこそ多くの映画ファンを惹きつけ、今に至っても印象深い記憶となっているのではあるまいか。 それに比べ最近の映画の題名の味気ないこと。ほとんどは原題の直訳である。甚だしきは、原題をカタカナで書いただけのものも少なくない。帆船好きの評判を取った『マスター・アンド・コマンダー』もその一つである。 これはどういう意味だろうか? これをどう訳したものか? 映画を見てもいないので、ストーリーが判らないから、ますます判らなくなる。まさか『船長さんと少佐さん』ではあるまい。と思いながらも、そのとき抱いた好奇心は時とともに薄れ、そのまま忘れ去っていた。 ところが最近、Y紙の書評欄で、『イングランド海軍の歴史』なる本が、ローマ史の権威である青柳正規さん(現国立西洋美術館長)の評で載っていた。こんな人が、と思う反面、海洋小説のファンは広い分野に亘っていることを改めて認識した。興味を持って読むと、かつて疑問に思っていたことに触れられている。青柳さんは言われる。 「評者もパトリック・オブライアンの帆船小説や英国海軍物語を読むたびに、キャプテンとポスト・キャプテン、コマンダーとマスター・アンド・コマンダーの違いに悩まされてきた。親近感を持って読み始めたのはこのためである。」 あった! 「マスター・アンド・コマンダー」が。 元海上自衛隊護衛隊司令・海将補という著者が海軍という仲間意識で書かれた本かと思ったら、発端は、英国海軍の複雑な階級名称を解明したいためだったとある。勿論、さすがに海将補という経歴からイングランド海軍が戦ってきた多くの海戦のわかりやすい解説を含め、その栄光の歴史を述べられてはいるが、一寸した好奇心がこの本を書くきっかけになったと知って、早速買い求めた。 何のことはない。てっきり二人の人間と思っていたのはどうやら間違いで、『マスター・アンド・コマンダー』なる職務があり、軍艦の不足を補うために雇った商船に、海軍から派遣配置された指揮官の如きものであると言う。英語に画一的な知識しかない恥ずかしさ。「アンド」はマスター「および」コマンダーではなく、マスター「にして」コマンダーである、ということなのだった。この呼称は、現在は「マスター・アンド」が取れ、「コマンダー」となっているという。あえて翻訳すると、二等海佐(海軍中佐)というようだ。職務とすれば大型艦の「副長」になるらしい。 本文中には、現代のロイヤル・ネイビーの階級章とその階級名称の一覧図が出ていて、さらによく理解できる。著者によると、そもそもイングランド海軍には、階級制は無く、配置(職務といってもいいかも)の名称しかなかった。階級制が採用されるとき、その配置(職務)の名がそのまま階級名になったので、旧帝国海軍や現海上自衛隊のように等差級数的な呼称、すなわち、一佐(大佐)、二佐(中佐)、三佐(少佐)と言う呼称ではないことが階級の地位関係をわかりにくくしているのだそうである。 その昔、放浪画家として名の知れたY画伯は、人の偉さ(世俗的な)を知るのに「兵隊の位で云えば何かな?」と尋ねたそうであるが、彼がもしイギリスに生まれていたら、さぞ困ったことであろう。 ところでもう一つ。最近『奴隷解放宣言200周年』の行事が英国で催されたと聞いて、奴隷の解放宣言はリンカーンが行ったのでなかったのかと意外な思いがしたが、解放宣言は先ず英国が先鞭をつけたこともこの本で知った。奴隷船の臨検取締りに英国海軍も随分力を尽くしたとのことで、奴隷解放は、最終的にはリンカーンの解放宣言のよって終焉するわけであるが、英国海軍もそれなりの寄与をしていたそうである。 「イングランド海軍の歴史」のほんの一部のトピックスを拾ったに過ぎないが、どこを読んでみても面白く、一寸したエピソードも多くあり、この本を読んでいない人に向かってあれこれひけらかすのも一興。 海を支配することによって大を成した大英帝国。海軍史はすなわち英国史でもあるとも読み取られる。 評者青柳さんは、書評をこう締めくくられている。 『本書でイングランド海軍史の概要を押さえれば、海洋小説が何倍もおもしろく読めるであろう。』
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図書館で借りてきました。 唯一、日本語で書かれているイングランド海軍史の本です。 かなり奥が深く、一回借りただけでは読みこめそうにないので、何回かトライしてみたい本です。
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ロイヤル・ネイヴィーの起こりから完成期までを描いた通史です。 最盛期には世界の海を支配したロイヤル・ネイヴィーも決して順風満帆に成長してきたわけではないのがよく分かりました。 また歴史的な出来事ばかりでなく、海軍にまつわるトリビアも満載です。
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