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虎の道 龍の門(下) 中公文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社/中央公論新社 |
発売年月日 | 2007/01/25 |
JAN | 9784122047976 |
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虎の道 龍の門(下)
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商品レビュー
3.3
3件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
今野作品を読み漁るきっかけになった警察ものとは異なる格闘系の内容でしたが、上中下巻通して大変楽しめました。 南雲と麻生という対照的な人物を中心に据えた物語。南雲はロシアで強制労働させられた過去の経験から、金を稼ぐため武道の世界に身を投じるも、道場では孤立、それでも己の強さだけを信じてひたすら、その強さに磨きをかける。 一方の麻生はといえば、恵まれた家庭に育ちながらも武道の世界に足を踏み入れ空手の真髄を極めんとする、南雲とは正反対な生き方。急逝した黒沢の意思も引き継ぎ開設した道場ではよき仲間に恵まれ、道場の運営も安定、数々の大会で実績を納めつつも、自らが目指す方向とのギャップに悩む。 こんな二人が物語の終盤で対峙するわけですから、ストールーの中の世界のみならず、読み手も盛り上がろうというもの。勝敗の行方は、、、(ここでは控えますが)決して交わることがないと思われていた二人の生きざまが最後は見事に重なり、そして各々を高めあってゆくのであろうという後日談まで想像できてしまい、とても清々しい読後感でした。
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本格的な沖縄武術を極める小説 こんな需要があるなんて・・・ 凱は可愛いやっちゃだな ラストはほのぼの~
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普通に面白い。 格闘技とか空手とか解らなくても ほとんど大丈夫なはず。 今職場でプチ今野敏ブームが広まってるので ついついお借りして読んでしまっている。 最後のシーンがやっぱり一番印象的かな。 空手家の攻撃スタイルで一番怖い状態ってのは 突きの構えでも投げやカウンターに転ずる構えとか でもなくて、「普通に散歩のように歩いて向かってくる」 これ以上に怖いものはないんだそうだ。 そんなシーンが最後に載ってる最後の戦いは 手に汗握る描写となってます。 普通にこの作品、漫画化とかされても 面白そうだなーと読んでて思ってました。
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