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物語 嘘の歴史 オデュッセウスからピノッキオまで
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 而立書房/而立書房 |
| 発売年月日 | 2007/03/25 |
| JAN | 9784880593357 |
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物語 嘘の歴史
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主に西洋文学の中で「嘘」がどのように表現され、評価されてきたかを叙述する文学史の著作、といってよいだろう。 まずテーマ設定が興味深い。嘘をつくことは、倫理的判断の対象となるものだ。倫理的問題を文学作品がどのように料理するのか、その歴史的経緯を記すことは、ヨーロッパの倫理思想史とし...
主に西洋文学の中で「嘘」がどのように表現され、評価されてきたかを叙述する文学史の著作、といってよいだろう。 まずテーマ設定が興味深い。嘘をつくことは、倫理的判断の対象となるものだ。倫理的問題を文学作品がどのように料理するのか、その歴史的経緯を記すことは、ヨーロッパの倫理思想史としても興味深いもの事例を提供してくれるのではないかという期待をそそる。 率直に言って読んだ印象は、ごく標準的な内容。 奸計に長けたオデュッセウスの嘘は肯定的に描かれること。対してアウグスティヌスが嘘をつくとは天上の罪を犯す事だからその結果によっては正当化されないという態度。こうした事例はそれぞれ興味深く読むことができる。 しかしながら、もってまわった言い回し、全体としての統一感がもうひとつ欠けており雑多な寄せ集めと言う印象を脱し切れていない点、それほど心躍る著作とはいえなかった。
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