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「普通がいい」という病 講談社現代新書
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「普通がいい」という病 講談社現代新書

泉谷閑示【著】

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「普通がいい」という病 講談社現代新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/講談社
発売年月日 2006/10/20
JAN 9784061498624

「普通がいい」という病

¥330

商品レビュー

4.2

100件のお客様レビュー

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2025/01/13

まとめ 自分らしく生きるのが大事。 心を無意識から出して葛藤するのが健康な状態。 寛解を越えた完治は、病気から価値観を大きく変えることで可能になる。 心的現実性、本人がどう感じたかが大事。 普通、なんて存在しないファンタジー。 無意識から意識へ出てくる感情の順番は、怒、哀、喜...

まとめ 自分らしく生きるのが大事。 心を無意識から出して葛藤するのが健康な状態。 寛解を越えた完治は、病気から価値観を大きく変えることで可能になる。 心的現実性、本人がどう感じたかが大事。 普通、なんて存在しないファンタジー。 無意識から意識へ出てくる感情の順番は、怒、哀、喜、楽→こころのノートで怒りを吐き出す 負荷に耐えるラクダになり自由を叫ぶ獅子になり、最後に創作をする子供になる。 我々は1人で生まれ、一人で死にゆく存在。どんなに誰かと愛し合おうが仲が良かろうが、死ぬ時は一人である。むしろ、人間がみんな背負っている当たり前の状況。「孤独」は人間すべてがそれぞれ個であるという、避けようのない状況を指しているものと定義づけることができる。 孤独だから愛の万人有力 愛と欲望は違う 愛するためには、まず自分の欲望を満たし、その余力で人を愛する。煩悩即菩提。 敏感ゆえにマイノリティは「じぶんはおかしいのだ」と繊細なアンテナを隠してしまうが、それが本物の仕事の核なのだ 死にたい人間はマイノリティで本当の自分が死んでいる マジョリティは徒党を組んで異端者を弾きワイドショーを楽しむ。 メメントモリ死を思う 死ぬと思って生きる本当の自分が出てくる 戦争はマジョリティが大義名分でメメントモリ死を思い、平和のための戦争だとなってしまう。それを防ぐには全員がマイノリティにならなくてはいけない 不眠とは死ぬに死ねない状態 今日という1日を生きたという手応えがないという未練がある わがまま、自己本位でいること

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2024/11/30

ここ10年で一番の本でした。心が満たされ満腹になったような感覚。それゆえあまり言葉が浮かんでこない。 私も生きづらさをずっと感じてきましたが、普通なんてそもそもないんだよ、と折に触れて自分に言い聞かせたいです。 図や挿絵が豊富で読みやすいので、興味を持たれた方に手にとっていた...

ここ10年で一番の本でした。心が満たされ満腹になったような感覚。それゆえあまり言葉が浮かんでこない。 私も生きづらさをずっと感じてきましたが、普通なんてそもそもないんだよ、と折に触れて自分に言い聞かせたいです。 図や挿絵が豊富で読みやすいので、興味を持たれた方に手にとっていただきたい本ですね。

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2024/09/23

現代の「常識」と定義されている、人生観や死生観に悩まされている人にはぜひ勧めたい。 今の社会では秩序を維持するため、商品を売る為、人の不安に漬け込んでこういう生き方が常識とされていますよ、多くの人が人生においてこのモデルコースを歩いていますよってメッセージが嫌でも耳に入ってくる...

現代の「常識」と定義されている、人生観や死生観に悩まされている人にはぜひ勧めたい。 今の社会では秩序を維持するため、商品を売る為、人の不安に漬け込んでこういう生き方が常識とされていますよ、多くの人が人生においてこのモデルコースを歩いていますよってメッセージが嫌でも耳に入ってくるし、そこを逸脱する事に対してとてつもないペナルティが待っていると思わされている。 そのモデルコースを考えなしに歩む事に違和感を覚えた人達が生きづらさを抱え、社会と自身の考えのギャップに苦しみ、精神科へ足を運ぶようになる。 みんなが歩く大通りは舗装されていて、歩きやすくて、正しくて、明るくて、清潔で、美しくて、、、 とされているけどそこに違和感を持ち自分の考えで、強い意思で横道を歩き出した偉人達の引用が的確で勇気をくれる。 社会は教えてくれない、なぜ私たちは生きているのか、何のために生きているのか、何をしたらいいのか、誰も答えてくれなかった問いに真摯に向き合ってくれて感動した。

Posted by ブクログ

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