1,800円以上の注文で送料無料

洪恩翊中将の処刑(下) ちくま文庫
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫

洪恩翊中将の処刑(下) ちくま文庫

山本七平【著】

追加する に追加する

洪恩翊中将の処刑(下) ちくま文庫

定価 ¥968

550 定価より418円(43%)おトク

獲得ポイント5P

在庫わずか ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

12/21(土)~12/26(木)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2006/10/10
JAN 9784480422705

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

12/21(土)~12/26(木)

洪恩翊中将の処刑(下)

¥550

在庫わずか
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2011/08/26

これ上巻読んでから結構、時間経過してるのと 途中のアメリカ軍捕虜の日記抜粋が長いから だれちゃうけど結構、名著だと思う。 当然、韓国併合時に日本人になった陸軍中将 「洪恩翊」の戦犯法廷を通じて、色々なその当時の 状況やそれぞれの立場等が理解できるけど 社会人的には ...

これ上巻読んでから結構、時間経過してるのと 途中のアメリカ軍捕虜の日記抜粋が長いから だれちゃうけど結構、名著だと思う。 当然、韓国併合時に日本人になった陸軍中将 「洪恩翊」の戦犯法廷を通じて、色々なその当時の 状況やそれぞれの立場等が理解できるけど 社会人的には ■アメリカと日本の組織の相違からくる  物事への認識や見方、そこからくる文化・民族の  違い がすごく理解できる。人類学・民族学ですな!

Posted by ブクログ

2006/12/28

韓国人の帝国陸軍中将、洪思翊。その運命の悲劇を描いた作品の下巻である。上巻に引き続き、戦犯法廷における関係者の証言、弁護側、検察側の応酬が丹念に追われていく。弁護側による無罪申し立てと法廷による却下、検察側による死刑求刑と死刑判決。 どうみても検察側の立論では有罪にできそうにはな...

韓国人の帝国陸軍中将、洪思翊。その運命の悲劇を描いた作品の下巻である。上巻に引き続き、戦犯法廷における関係者の証言、弁護側、検察側の応酬が丹念に追われていく。弁護側による無罪申し立てと法廷による却下、検察側による死刑求刑と死刑判決。 どうみても検察側の立論では有罪にできそうにはないのに(実態から遊離した「論理を積み重ねた虚構のピラミッド」のようだと著者は言う)、それが結果的に絞首刑へと収束していってしまう主因が、現在でもよく言われる「日本的あいまいさ」にあるとなれば、 読むほうのもどかしさ、歯痒さも……。 それでも公判中、洪中将は一切の証言も弁明もしなかった。処刑前、洪中将はひとり側に付き添った日本軍捕虜の牧師がかえって緊張するのを、「何も心配するな。私は悪いことはしなかった。死んだら真直ぐ神様のところへ行くよ。僕には自信がある。だから何も心配するな」「君は若いのだから、身体を大事にしなさいよ。そして元気で郷里に帰りなさい」そうやって逆に励ましたという――。享年57。 あまりに異色で数奇な帝国陸軍中将の人生という以外に、戦犯裁判の実相、日米韓の価値観、組織論、歴史認識など、実に多岐に渡る側面から読める、文字通りの「労作」である。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

最近チェックした商品