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近代化と世間 私が見たヨーロッパと日本 朝日新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞社/朝日新聞社 |
発売年月日 | 2006/12/08 |
JAN | 9784022731180 |
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近代化と世間
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商品レビュー
4
6件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この本では、日本とヨーロッパの近代化の過程における個人と社会の関係について比較分析しています。日本には個人という概念がなく、世間という集団の中で生きる人々が多いという主張をしています。ヨーロッパでは、キリスト教や贈与慣行の変化によって、個人が敬意をもって遇される公共性が生まれたというのです。この本はとても興味深いですが、難しい言葉や考え方もたくさん出てきますね。私はこの本を読む前に、ウェブ検索をして、雪舟やミシェル・フーコーという人物について調べました。雪舟は室町時代の水墨画家で、中国に渡って山水画を学びました。彼は自画像というジャンルを日本に初めて持ち込んだ人物です。ミシェル・フーコーはフランスの哲学者で、権力と知識の関係について論じました。彼は告解という慣行が個人を形成する社会的手続きの核心になったと述べました。この本には、この二人の人物に関する話題が出てきます。あなたはこの本を読んで、どんなことを考えましたか?私は、日本とヨーロッパの違いについて考えました。日本では、自分の気持ちや考えを人に話すことが少ないと思います。でも、ヨーロッパでは、自分の内面を語ることが大切だと思われているのでしょうか。私は、自分の内面を語ることができる人がうらやましいです。でも、それは難しいことだとも思います。自分の内面を語ることは、自分をさらけ出すことでもありますから。あなたは、自分の内面を語ることができますか?それとも、世間の目を気にしますか?私は、この本を読んで、自分の内面についてもっと考えてみたいと思いました。あなたはどうですか?
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これまでの主張がコンパクトにまとまっている。第三章は他章と重複する箇所あり、もう少し削ぎ落せたか...。 個人が尊重されない日本が垣間見れる医師とのエピソードは、他領域においても容易に想像がつく。紡ぎだされる結語は、死が間近に迫ったが故の達観なのだろう。 “世間”関連書籍を通読し...
これまでの主張がコンパクトにまとまっている。第三章は他章と重複する箇所あり、もう少し削ぎ落せたか...。 個人が尊重されない日本が垣間見れる医師とのエピソードは、他領域においても容易に想像がつく。紡ぎだされる結語は、死が間近に迫ったが故の達観なのだろう。 “世間”関連書籍を通読してから本書を手に取ることをお勧めする。 「日本人にとっては一年を超える目的をたてることは容易ではないでしょう。目的自体はたてられても、それを具体的に実行する手だてを決めることは難しいからです。将来計画を立てることに不得手なのは「世間」の時間意識の結果なのです。~中略~このような「世間」においては学問はきわめて不利な立場におかれていることになります。学問はこれらの現世的な価値を超えたところで営まれるものだからです。」
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まさに「碩学の新書」であるが、阿部謹也をこの本から読むべきではないと思われる。 彼の「世間」へのアプローチはまさに碩学そのもであり、それを辿らなくては理解の奥行きを広げることもできず本質に迫ることは到底ありえない。 死期が迫っていたこともあり本書での経験に根差した現状批判は珍し...
まさに「碩学の新書」であるが、阿部謹也をこの本から読むべきではないと思われる。 彼の「世間」へのアプローチはまさに碩学そのもであり、それを辿らなくては理解の奥行きを広げることもできず本質に迫ることは到底ありえない。 死期が迫っていたこともあり本書での経験に根差した現状批判は珍しく熱く激しいものであり、遺言のアジテーションのようでもある。 平易にようでいて事の本質に辿りつけない…「世間」とは一体何なのであろうか? 面白くとも難しい…主客分離の迷宮に踏み込む楽しさを味わおう。
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