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新装版 魔法の声
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新装版 魔法の声

C.フンケ(著者), 浅見昇吾(著者)

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新装版 魔法の声

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ウエーブ・パブリッシャーズ(通称:ウエーブ出版)
発売年月日 2006/12/08
JAN 9784872902822

新装版 魔法の声

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商品レビュー

4.1

17件のお客様レビュー

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2024/10/15
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※このレビューにはネタバレを含みます

メギーにはお母さんがいない。 どこか遠いところを旅しているらしいのだが、お父さんは詳しい話をしてくれない。 お父さんの仕事は、本の修繕士。 古くなってボロボロになった本を閉じなおしたり、表紙を付け替えたりする。 しょっちゅう引っ越しをしたり、お父さんの仕事の関係で長期に学校を休んで遠くの街に行くこともある。 友達は作りにくいけど、家には大量の本があるから、メギーはその生活がそれほど嫌ではなかった。 あの男…ホコリ指が来るまでは。 人を不安にさせることだけが楽しみの極悪人カプリコーンに狙われるお父さん。 なぜか理由を教えようとしないお父さんに反発して「私は行かない!」というメギー。 もうメギーは小さな子どもではなく、自分の頭でいろいろ考えることができる12歳の女の子なのだ。 結局お母さんの叔母さんであるエリノアの家に逃げ込んだメギーとお父さんと、なぜかホコリ指。 人間より本が大事なエリノアの家は、大きな家のなか、図書室以外の部屋にも膨大な本があふれている。 もう、本、本、本の物語。 59章すべての章初めに書いてある、いろんな作品の引用文も素敵。 エリノアの家にカプリコーンの部下たちが押し入り、お父さんが攫われる。 カプリコーンの狙いはお父さんの持つ本と、お父さんの声。 お父さんを助けるためにメギーは行動するが、味方だと思っていた人に裏切られて彼女も攫われたり、逃げ出したり、本の作者を探したり。 脱出したかと思うとピンチに陥り、もうだめかと思うと助けが来たりと、ページを繰る手が止まらない。 落としどころを考えながら読んでいたけれど、100%ハッピーエンドとは言えない苦さが少し、ある。 それは読者ではなく、作家の覚悟ということなのか。 ちょっと音読するのが怖くなるけど、朗読の素晴らしさも存分に味わえる、読書が好きで冒険が好きな子なら絶対大好きだと思う。 600ページ強、一気に読んだ。

Posted by ブクログ

2022/02/23

読んだことをすっかり忘れていての再読。 物語の中に入れたら…。 物語の登場人物がここにいたら…。 本好きなら考えたことがありそうなことを、こんな形で作品にまとめあげる筆力に感嘆。 久々に読み返して、主人公の女の子が割とおバカさんだなと気付いた。 本が好きで色々と読んでいれば...

読んだことをすっかり忘れていての再読。 物語の中に入れたら…。 物語の登場人物がここにいたら…。 本好きなら考えたことがありそうなことを、こんな形で作品にまとめあげる筆力に感嘆。 久々に読み返して、主人公の女の子が割とおバカさんだなと気付いた。 本が好きで色々と読んでいれば、もう少し慎重にも思慮深くもなりそうなものだが。 12にしては、聞き分けが無さすぎるというか思慮に欠けるというか…。

Posted by ブクログ

2020/12/11

まぁまぁおもしろかった。読み続けようと思うまで半分以上かかったかな。 ブクログのオススメで読んでみた。

Posted by ブクログ

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