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新装版 魔法の声 の商品レビュー

4.1

18件のお客様レビュー

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2025/08/01

本の中のものを呼び出せる魔法の声を持つ父親と娘のお話。 ただ、何を呼び出してしまうのかはわからず、呼び出すと同時にこちらにあるものや人が本の中に入ってしまう。 この世界を楽しんでいる悪玉スコーピオン、スコーピオンに狙われている父親、本に戻りたいほこり指など、、登場人物が多彩だった...

本の中のものを呼び出せる魔法の声を持つ父親と娘のお話。 ただ、何を呼び出してしまうのかはわからず、呼び出すと同時にこちらにあるものや人が本の中に入ってしまう。 この世界を楽しんでいる悪玉スコーピオン、スコーピオンに狙われている父親、本に戻りたいほこり指など、、登場人物が多彩だった。 分厚く読み応えがあった。

Posted byブクログ

2024/10/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

メギーにはお母さんがいない。 どこか遠いところを旅しているらしいのだが、お父さんは詳しい話をしてくれない。 お父さんの仕事は、本の修繕士。 古くなってボロボロになった本を閉じなおしたり、表紙を付け替えたりする。 しょっちゅう引っ越しをしたり、お父さんの仕事の関係で長期に学校を休んで遠くの街に行くこともある。 友達は作りにくいけど、家には大量の本があるから、メギーはその生活がそれほど嫌ではなかった。 あの男…ホコリ指が来るまでは。 人を不安にさせることだけが楽しみの極悪人カプリコーンに狙われるお父さん。 なぜか理由を教えようとしないお父さんに反発して「私は行かない!」というメギー。 もうメギーは小さな子どもではなく、自分の頭でいろいろ考えることができる12歳の女の子なのだ。 結局お母さんの叔母さんであるエリノアの家に逃げ込んだメギーとお父さんと、なぜかホコリ指。 人間より本が大事なエリノアの家は、大きな家のなか、図書室以外の部屋にも膨大な本があふれている。 もう、本、本、本の物語。 59章すべての章初めに書いてある、いろんな作品の引用文も素敵。 エリノアの家にカプリコーンの部下たちが押し入り、お父さんが攫われる。 カプリコーンの狙いはお父さんの持つ本と、お父さんの声。 お父さんを助けるためにメギーは行動するが、味方だと思っていた人に裏切られて彼女も攫われたり、逃げ出したり、本の作者を探したり。 脱出したかと思うとピンチに陥り、もうだめかと思うと助けが来たりと、ページを繰る手が止まらない。 落としどころを考えながら読んでいたけれど、100%ハッピーエンドとは言えない苦さが少し、ある。 それは読者ではなく、作家の覚悟ということなのか。 ちょっと音読するのが怖くなるけど、朗読の素晴らしさも存分に味わえる、読書が好きで冒険が好きな子なら絶対大好きだと思う。 600ページ強、一気に読んだ。

Posted byブクログ

2022/02/23

読んだことをすっかり忘れていての再読。 物語の中に入れたら…。 物語の登場人物がここにいたら…。 本好きなら考えたことがありそうなことを、こんな形で作品にまとめあげる筆力に感嘆。 久々に読み返して、主人公の女の子が割とおバカさんだなと気付いた。 本が好きで色々と読んでいれば...

読んだことをすっかり忘れていての再読。 物語の中に入れたら…。 物語の登場人物がここにいたら…。 本好きなら考えたことがありそうなことを、こんな形で作品にまとめあげる筆力に感嘆。 久々に読み返して、主人公の女の子が割とおバカさんだなと気付いた。 本が好きで色々と読んでいれば、もう少し慎重にも思慮深くもなりそうなものだが。 12にしては、聞き分けが無さすぎるというか思慮に欠けるというか…。

Posted byブクログ

2020/12/11

まぁまぁおもしろかった。読み続けようと思うまで半分以上かかったかな。 ブクログのオススメで読んでみた。

Posted byブクログ

2020/12/09

メギーが気が付くと庭に誰かかが立っていた。この夜の雨の中、泥棒じゃないかしら?メギーはそう思い、父親にそういうと、あれは泥棒じゃない、私に用があるのだ、といってその男に会いに出た。やあホコリ指!、そう父親は言った。その時からメギーは本の不思議な世界へ誘われた。600ページを超える...

メギーが気が付くと庭に誰かかが立っていた。この夜の雨の中、泥棒じゃないかしら?メギーはそう思い、父親にそういうと、あれは泥棒じゃない、私に用があるのだ、といってその男に会いに出た。やあホコリ指!、そう父親は言った。その時からメギーは本の不思議な世界へ誘われた。600ページを超える厚いい本だが、細かく章立てされているし、なんといっても、次はどうなるのかとお話に入り込んでしまうので、それほど時間がかからずに読んでしまった。大人でも面白かった。魔法の声、魔法の文字、魔法の言葉の三部作の第一作。

Posted byブクログ

2020/11/22

細かく章立てされて、次々にストーリーが展開して、ワクワクしながら一気に読めた。児童文学だが、都合の良すぎる展開はなく、むしろ、終始一貫してシリアスな状況が続く…。本への愛に満ちていて、本好きには共感できる箇所が多いと思う。物語って、言葉って、文字って素晴らしいと再確認できる物語。...

細かく章立てされて、次々にストーリーが展開して、ワクワクしながら一気に読めた。児童文学だが、都合の良すぎる展開はなく、むしろ、終始一貫してシリアスな状況が続く…。本への愛に満ちていて、本好きには共感できる箇所が多いと思う。物語って、言葉って、文字って素晴らしいと再確認できる物語。これから続編を読むのも楽しみ!!

Posted byブクログ

2018/01/24

少女メギーの父モーは、物語の登場人物をこの世へ呼び出す魔法の声を持っていた。9年前、その声に呼びだされてしまった登場人物と引き替えに、母親が物語の世界に消えてしまったのだ。物語から飛び出た悪者に、父と叔母とともに連れ去られたメギーは、悪と立ち向かうはめに。名作冒険小説がたくさん出...

少女メギーの父モーは、物語の登場人物をこの世へ呼び出す魔法の声を持っていた。9年前、その声に呼びだされてしまった登場人物と引き替えに、母親が物語の世界に消えてしまったのだ。物語から飛び出た悪者に、父と叔母とともに連れ去られたメギーは、悪と立ち向かうはめに。名作冒険小説がたくさん出てくる「物語」をめぐる冒険ファンタジー。

Posted byブクログ

2014/09/07

僕はあまり本を読むことがありませんでした。その時の僕は20pから30pで飽きていました。ですがこの本を読んだとき違いました。飽きるどころか「読みたい!」「続きが読みたい!」という暇さえあればその本を読んでいました。この本に出合えてよかったです。

Posted byブクログ

2014/01/01

本、ひいては物語というものの存在が、自分にとってどれだけ大切なのかということを、改めて考えさせられた。幼いころ(そして今も)、物語の中の登場人物たちと会ってみたいと思ったことのある人には、たくさんの共感とわくわくとをもたらすに違いない。

Posted byブクログ

2013/12/18

本が好きな少女メギーの父モーは、本を朗読すると本の中のものを現実世界に呼び出してしまう。しかもその時に現実世界から何かが本の中に引き換えに入ってしまう。『闇の心』をモーが読んだ時、悪しきものたちが本から飛び出して来、代わりにメギーの母親が消えてしまっていた。 フンケの作品は魔法が...

本が好きな少女メギーの父モーは、本を朗読すると本の中のものを現実世界に呼び出してしまう。しかもその時に現実世界から何かが本の中に引き換えに入ってしまう。『闇の心』をモーが読んだ時、悪しきものたちが本から飛び出して来、代わりにメギーの母親が消えてしまっていた。 フンケの作品は魔法が出てくるファンタジーでありながら、どんと地に足が付いています。もっと派手に魔法対決があるのかと思えば、犯罪組織に目を付けられた親子の逃走劇という赴きで驚かされました。魔法の声という要素が物語を彩るとっておきのスパイスとして使われているの感じですね。 また登場人物がいいです。本の世界から出てきて元の世界に戻ることを切望するホコリ指、本のみを愛するメギーの母親の叔母、純粋な悪の結晶のようなカプリコーン。それぞれの人物の個性が長い物語を支えています。

Posted byブクログ