レベル4(2) 再び子どもたちの街へ 新しい世界の文学10

アンドレアス・シュリューター(著者), 若松宣子(訳者), 小林ゆき子(絵)

• 販売会社／発売会社: 岩崎書店/岩崎書店
• 発売年月日: 2007/02/28
• JAN: 9784265041800

商品レビュー

2012/09/15

１巻では、街全部がゲームの中に入ってしまって、
大人が消えて、子供達だけで町を動かして行くという話でしたが、
この２巻では、
また大人が消えて、ゲームの中に入ってしまうけれど、今度は子供が不自然に大人の仕事をしている。
誰かにあやつられ、キャラクターになっていた。

この物語の主人公であるベン達が、その謎をといて、
キャラクターにされる子供達を元に戻そうと、あれこれ考え行動する。

コンピューターのプログラムだとか出てきて、
登場人物と一緒に、読んでて混乱してくるね。
でも、主役の少年だけがゲームの世界に入ってしまう話ではなく、街全体が、鍵や秘密の通路がある世界へと入ってしまうというのはなかなか面白い。

１巻もそうなんだけれど、この本、重いです。
内容がではなく、重量が。たいして分厚くないのに重い。
読んでて手がだるいです。