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仕事中だけ「うつ病」になる人たち 30代うつ、甘えと自己愛の心理分析 こころライブラリー
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仕事中だけ「うつ病」になる人たち 30代うつ、甘えと自己愛の心理分析 こころライブラリー

香山リカ【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/講談社
発売年月日 2007/01/18
JAN 9784062594844

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商品レビュー

3.3

14件のお客様レビュー

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2024/02/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

※自分自身もかなり悩んでいる内容について書いているので、今ダメージを受けたくない方なんかは読み飛ばしてください。 本当に「真面目」で「ピュア」だから、うつは起きたのか?ーメンタルヘルス本と違う面から読み解くうつの傾向とは。 気分が憂鬱だったり、無気力なことが続く。 不安になってネットの心理診断チェックを受けてみると、「これはうつ病なのでは?」「何らかなの心理的傾向があるのか?」と『予兆』のようにも感じられる。 それだけうつ病に関する知見も体験談も世に広まっているし、予防として「逃げれるうちに逃げろ」「抱え込む前に相談」「好きなことをする」とか色々なアドバイスも散見される。 だけど、いまいちわからないのが、「なにゆえ苦しんでいるのか?」ということだ。自分の認知の歪み、経験不足ゆえに立ち回りがうまくいかないのか、とか別の要因もある気はするが、多面的な問題な気もするが、それも結局は「あなたが悪いわけではない」「今は休むべき」という言葉で封じられている。 世に蔓延るメンタルヘルスライフハック本も、ジャーナリングや瞑想など習慣をつければ、多少楽になることを説くのに、辛さは解消されていない。 自分が今本当に真面目ゆえに憂鬱なのか、それとも仕事のプレッシャーに耐えかねているのかどちらなんだろう、とは思う。上手くいかないと本当にダメなのか。 この本では医療者からの立場から、散見されてきた、タイトル通り「仕事中だけうつ」を取り上げている。適応障害とか、他の可能性もちらつくが 一回それらを横に置いて見たとき。 二次的なうつ病や元々のうつ病からみると、明らかに違って見えるうつ病がいる。 側から見ればなんだか調子良いうつ病で、でも一応仕事の場だと確かに苦しくてしんどい。 文章でも触れられているが、やどかりが宿を探すがごとく、この辛さに名前をつけたくて宿を探している節はあるのかもしれない。 だけど、実際はどうなんだろう。重責からただ逃げていただけなんじゃないか?自身の不当な不満をぶつけている可能性があるんじゃないか? きついし、聞きたくはない、だけどいつかそれに気づかなかったら、本当に宿借りるだけですまされない状況になるんじゃないかーー。 打算的な休み、「頑張っているわたしだから大丈夫」の姿勢が本当に謙虚と言えるのか。 新しい自分を見つける、選択肢の多い現代では、決めつけでその仕事にかけること自体がもてはやされず、前向きな転職、マルチタスクももてはやされる。だからこそ、青い鳥を求めるのかもしれないし、自分はここに骨を埋める、という覚悟も実は必要なんじゃないかとも、ハッとさせられた。 他人に厳しく、自分に甘い自己愛。 完璧な性格は存在しやしないけど、史上類を見ないほど恵まれてきた現代だから、生まれたのかなぁ、とも。でもそれに引っ張られてしまいたいか、とか、合理的に判断して生きていくか、とか。難しい。

Posted by ブクログ

2012/09/14

新型うつ。という言葉をよく耳にするが、この本でいう「30代うつ」は、それに該当すると思う。 この本は2006年に書かれているので、その当時、30代前半だった1975年生まれくらいまでの若者に増えているとしているが、現在、「新型うつ」と名前をかえ、1975年以降に生まれた若者にも見...

新型うつ。という言葉をよく耳にするが、この本でいう「30代うつ」は、それに該当すると思う。 この本は2006年に書かれているので、その当時、30代前半だった1975年生まれくらいまでの若者に増えているとしているが、現在、「新型うつ」と名前をかえ、1975年以降に生まれた若者にも見受けられる症状。 「自分の外に全ての原因がある」。 体調を崩したのも、会社にいかれなくなったのも、全て周りのせい。 周りのせいにして、自分の事と捉えられないから、なかなか脱脚できない。 何が悪くてそうなったのか? 色々な要因が重なりに重なってなった結果だと思う。 香山さんが文中で「マイナスの気分が襲ってきた時こそ、人生の深遠にふれ、自分の本当の力に気づくチャンス」といっているように、自分に起こったことを自分でしっかりとらえる。それが大事だよなー。 それを教えてやりたい。。。と、何名かの後輩の顔が浮かんだが(^_^;)

Posted by ブクログ

2011/10/03

筆者が命名した「30代うつ」に対して疑問を持っているのが良く分かりますし、誰でも共感できる節があるであろう一冊でした。我侭と自己愛と甘えに捉えてしまいそうな新しいタイプの鬱病についての見解が記されています。専門的な内容(神経伝達物質名、脳内の神経核、刺激伝導路etc)ではなく、気...

筆者が命名した「30代うつ」に対して疑問を持っているのが良く分かりますし、誰でも共感できる節があるであろう一冊でした。我侭と自己愛と甘えに捉えてしまいそうな新しいタイプの鬱病についての見解が記されています。専門的な内容(神経伝達物質名、脳内の神経核、刺激伝導路etc)ではなく、気軽に読めるよう工夫されていました。

Posted by ブクログ

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