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ルイザ 若草物語を生きたひと
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ルイザ 若草物語を生きたひと

ノーマジョンストン【著】, 谷口由美子【訳】

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ルイザ 若草物語を生きたひと

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東洋書林/東洋書林
発売年月日 2007/03/31
JAN 9784887217287

ルイザ

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2014/12/21

ジョーに自らを託して『若草物語』を書いたオルコット。「情熱の渦」に入りこんで、2か月半ほどで書きあげたのね。すごいなあ。父、エイモス・ブロンソンは、思想家・教育者で、実験的教育に破れて多額の借金をかかえたり、「新しき楽園」と称する思想にかぶれて、わけのわからない人たちとの共同生活...

ジョーに自らを託して『若草物語』を書いたオルコット。「情熱の渦」に入りこんで、2か月半ほどで書きあげたのね。すごいなあ。父、エイモス・ブロンソンは、思想家・教育者で、実験的教育に破れて多額の借金をかかえたり、「新しき楽園」と称する思想にかぶれて、わけのわからない人たちとの共同生活を始め、家族を危機に陥れたりと、オルコット家は、ルイザの少女時代までは嵐のような壮絶な暮らしをしていたようだ。ルイザが愛してやまなかった母も、若草物語の母に比べると、はるかに激しい気性をむきだしにする人だった。 でも若草のなかにもその名残は見て取れる。ジョーがエイミーとけんかして、エイミーが川でおぼれそうになる原因を作ってしまい、自分の短気をなげいて母にすがるところがそう。母は、自分もひどく短気で、それを抑えられるようになるまで40年かかったと打ちあける。ちょっとできすぎな父と母の描写のなかにあって、とても人間的で光り輝いている一場面だと思う。

Posted by ブクログ

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