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地球の政治学 環境をめぐる諸言説
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 風行社/風行社 |
発売年月日 | 2007/06/05 |
JAN | 9784938662905 |
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地球の政治学
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商品レビュー
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大地震以来、エネルギーに関して丁々発止の議論が展開されてる。 原子力一つとっても、必要とか廃止すべきとか、様々な主張が渦巻いている。 本書は、そうした様々な意見を”言説”として捉え、それらを、何の前提の下で議論され、何を求めているかによって類型化している。 こういう展開だと、...
大地震以来、エネルギーに関して丁々発止の議論が展開されてる。 原子力一つとっても、必要とか廃止すべきとか、様々な主張が渦巻いている。 本書は、そうした様々な意見を”言説”として捉え、それらを、何の前提の下で議論され、何を求めているかによって類型化している。 こういう展開だと、往々にしてどの言説を支持するかとかいう議論になりそうだが、自分にとって興味深かったのは、その総体として社会が成立していると認識した場合のことである。 つまり個人がそれらの言説を自分の中で使い分けて、結果としてそれが国や地域によって政策なりイニシアチブの相違を生んでいるのかもと感じた。これが言説を類型化する意義だと感じた。 今後の方向性として、筆者の言う環境的な厳密さを包含しながら、現在の経済至上主義を超える言説が生まれるかどうかは判断しづらいし、果たしてそれが必要なのかも分からない。 けれども、それぞれがそれぞれの立場をクリアにして、それを認識上で相対化する作業は必須と思うし、そのためのツールとして言説を比較するのは、環境に限らず人間関係のような、今目の前に現に存在している状況に当てはめてみるとなかなか面白いんじゃないかと思う。
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