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ヒストリー・オブ・ラヴ
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ヒストリー・オブ・ラヴ

ニコールクラウス【著】, 村松潔【訳】

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ヒストリー・オブ・ラヴ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/新潮社
発売年月日 2006/12/10
JAN 9784105054311

ヒストリー・オブ・ラヴ

¥990

商品レビュー

4.3

9件のお客様レビュー

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2026/09/05

じつは、あなたを愛することはできない、とおれは彼女から言われていた。彼女から別れを告げられたとき、それは永遠の別れを意味していた。 だが、それにもかかわらず。 おれはわざとそれを忘れた。どうしてかはわからない。ずっと自分の心に問いかけているのだが。ともかくおれはそうしたのだ。

Posted by ブクログ

2022/10/06

ラストの人生が交わる様はサブイボ。 ちょっと詰め込み過ぎ感は、「フォレストダーク」同様だけど、何よりラストのカタルシス。 こちらのが心の琴線に触れました。

Posted by ブクログ

2018/12/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 この小説は美しく悲しく静謐です。だが、しかし。あちこちにユーモアもちりばめられています。  心臓の筋肉の二十五パーセントが死んでしまっているレオ・グルスキという老人が語る一人称の物語、そして小説「愛の歴史(ヒストリー・オブ・ラヴ)」の登場人物にちなんでアルマと名づけられた少女による一人称の物語 ── これらふたつが並行して展開していきます。ストーリーはレオとアルマを核にして広がっていき、やがてそれらの隙間を、レオから「愛の歴史」のイディッシュ語の原稿を預かったリトヴィノフについて語られる三人称の章、まるで散文詩のような「愛の歴史」からの抜粋、自らを隠れた義人と信じるアルマの弟バード(エマニュエル・ハイム)の日記が埋めていきます。そしてついにはそれら全てが大きな環のように繋がって、劇的なラストに向かって収斂していきます。複雑に仕組まれた伏線がみごとに回収されていくことに、陶酔感を感じます。  ひとりの人が死ぬとき、それまで胸に秘めた大切な思い出が一度にこの世から失われてしまうので、死を目の前にして人は苦しまざるを得ないのでしょう。だから誰しも、自分が生きていた証拠を残そうとするのかもしれません。「愛の歴史」はレオにとって、自らが生きたことの証だったに違いありません。  物語のもう一人の重要な登場人物であるワルターは、常にレオのそばにいて彼の心を支えてくれています。だが、それにもかかわらず…… この先はネタバレになるのでやめておきましょう。

Posted by ブクログ

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