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双月城の惨劇 光文社文庫
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双月城の惨劇 光文社文庫

加賀美雅之【著】

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双月城の惨劇 光文社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社/光文社
発売年月日 2006/12/20
JAN 9784334741778

双月城の惨劇

¥880

商品レビュー

3.3

7件のお客様レビュー

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2019/06/14

気になっていたのですが機会がなく…手に入れたときは訃報を聞いたときでした。思いっきり本格の古典ミステリ。どうも既視感があると思ったら、元はカーのバンコランのパスティーシュだったそうで、そのまま置き換えても違和感がありません。ああ、ミステリを読むってこういうんだったなと思い出させて...

気になっていたのですが機会がなく…手に入れたときは訃報を聞いたときでした。思いっきり本格の古典ミステリ。どうも既視感があると思ったら、元はカーのバンコランのパスティーシュだったそうで、そのまま置き換えても違和感がありません。ああ、ミステリを読むってこういうんだったなと思い出させてもらえるようなガッツリ本格の密室とか密室とか密室とか…。ちょっと冗長に感じる部分はありますがよく練られていてトリックには感心します。ただ結末は私も、えっ?となりました。残念ながらもう作品は増えないのでゆっくり続きを楽しみます。

Posted by ブクログ

2014/05/06

不可解な密室殺人事件、首なし死体、双子の美人姉妹、探偵役同士の対決など本格のガジェットが満載で魅力的です。『満月の部屋』の事件は、犯人の動機と城の構造や因縁が融合した素晴らしいトリックでしたが、それ以降の事件はあまりいただけない真相でした。 それでも、内容は処女作とは思えないくら...

不可解な密室殺人事件、首なし死体、双子の美人姉妹、探偵役同士の対決など本格のガジェットが満載で魅力的です。『満月の部屋』の事件は、犯人の動機と城の構造や因縁が融合した素晴らしいトリックでしたが、それ以降の事件はあまりいただけない真相でした。 それでも、内容は処女作とは思えないくらいよく作りこまれていたので感心しました。全体的に見ればかなりの良作だと思います。

Posted by ブクログ

2012/09/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シャルル・ベルトラン・シリーズ 知り合いのノイヴァンシュタイン博士からの手紙。双月城と呼ばれる城に滞在する映画のロケハンチームと城の住人の間の不穏な空気。ドイツの双月城にむかうパット・スミス。映画スターで元双月城の使用人の息子であるライハンルトと城主の1人マリア・エールシュレーゲルの婚約と妊娠。血筋を重んじる姉カレンとの対立。密室の満月の塔で殺害されたマリア。首と手を切り取られ焼かれた遺体。ロッキングチェアーの前に膝まずく遺体の謎。消えたカレン。到着ししたベルトランと宿敵であるベルリン警察主任警部シュトロンハイム男爵。新月の塔で首を切られた状態で発見されたラインハルト。騎士の甲冑を着た胴体の謎。何か事件解決のカギを握った映画監督トマソンの死。事件直前にカレンらしき人物の姿を目撃し何者かに殴られたパット。使用された2本の剣の秘密。パットに何かを告げようとした夜転落死したメイドのフリーダ。カレンの服を着、鬘をかぶった遺体の謎。ベルトランの推理。エールシュレーゲル家の秘密。

Posted by ブクログ

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