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つまみぐい文学食堂
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/角川書店 |
発売年月日 | 2006/12/25 |
JAN | 9784048839686 |
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つまみぐい文学食堂
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商品レビュー
3.5
15件のお客様レビュー
キドニー・パイってなんだ?ライス・プディング?え、お米のプリンか。 お米が甘いのか。それは嫌だぞ。 コーン・ブレッド?コーンはとうもろこしでしょ。あのつぶつぶがパン生地 に練り込んであるのか? ラム・チョップだと?空手チョップなら知っているが、そのチョップは 食べ物なんだろう...
キドニー・パイってなんだ?ライス・プディング?え、お米のプリンか。 お米が甘いのか。それは嫌だぞ。 コーン・ブレッド?コーンはとうもろこしでしょ。あのつぶつぶがパン生地 に練り込んであるのか? ラム・チョップだと?空手チョップなら知っているが、そのチョップは 食べ物なんだろう。 というように、中学・高校と欧米文学を読んでいると食べ物の記述 でしょっちゅう躓いていた。今のようにインターネットなんてなかった。 パイと言えば不二屋のウィンドーで見掛けるアップル・パイくらい。 それさえも買ってもらえない。ケーキならばイチゴの載ったショート ケーキが、モンブランくらいしか食べたことのない子供時代である。 本の中に出てくる食べ物は想像するしかない。こんがりキツネ色に 焼き上がった七面鳥の丸焼き。肉屋に七面鳥なんか売っていない。 想像するそれは非常に美味しそうなのだが、長じて実際に食べて みると、七面鳥は私の口には合わなかった。 本書はアメリカ文学の翻訳者である著者が、現代の欧米文学作品の なかに出てくる食べ物を、前菜からデザートまでと並べて紹介する エッセイである。 はっきり言って知らぬ作家の知らぬ作品ばかり。それでも面白く 読めるのは著者の力量だろう。そして、出てくる食べ物のどれも これもがあまりおいそうではないのがミソ。 唯一美味しそうなのは『白鯨』に出てくるクジラのステーキと、鯨油 で揚げる揚げパン。これは食べたいぞ~。 各章の頭に添えられている吉野朔美のイラストも素敵だ。 文学作品ではないけれど、アニメ「はじめ人間ギャートルズ」に出て 来るマンモスの輪切り(?)が子供心にもとっても美味しそうに見えた。 「マンモス食べた~い」と言って、母に呆れられた記憶がある。 文学もそうだけれど、映画に出てくる食べ物も美味しそうなんだよね。 確かそんな本が出ていたと思った。あぁ、また神保町に行かなくちゃ。
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柴田さんの言葉の選び方、好きだなぁ。 装丁や構成もメニューみたいで凝ってる。 「お、メインディッシュ出てきた」とか思いながら読んだ。全然美味しそうじゃないけど。(食べ物INDEXだけ見ると美味しそうなのに!)でもそこが良い。全然幸せじゃなさそうなクリスマスとか。 英米文学のシニ...
柴田さんの言葉の選び方、好きだなぁ。 装丁や構成もメニューみたいで凝ってる。 「お、メインディッシュ出てきた」とか思いながら読んだ。全然美味しそうじゃないけど。(食べ物INDEXだけ見ると美味しそうなのに!)でもそこが良い。全然幸せじゃなさそうなクリスマスとか。 英米文学のシニカルさよ。おもしろー 「動物はお友だち」の章のキャリントンの引用が気に入ったので、読んでみたい。 1番がーん!となったのはスイスにて、の意味と内容の巧さですかね。
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いっぱい食べ物出てくるが美味しくはなさそう。 だけど読んだ。 普段読みたいと思わない英米文学がちょっと面白そうに読めたけど、 読みたい本リストに載せるほどじゃなかったな〜
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