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「蒙古襲来絵詞」を読む
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「蒙古襲来絵詞」を読む

大倉隆二【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 海鳥社/海鳥社
発売年月日 2007/01/15
JAN 9784874156087

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2022/09/24

「日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱」 東京藝術大学大学美術館 2022.8.6~9.25 展覧会で《蒙古襲来絵詞》を観て、読もうと思ったけど挫折。 この本で、1番印象に残ったのは 「詞書きを読まない絵巻鑑賞は、喩えて言えば音声を消したテレビドラマのようなもの…」 ホン...

「日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱」 東京藝術大学大学美術館 2022.8.6~9.25 展覧会で《蒙古襲来絵詞》を観て、読もうと思ったけど挫折。 この本で、1番印象に残ったのは 「詞書きを読まない絵巻鑑賞は、喩えて言えば音声を消したテレビドラマのようなもの…」 ホントにそうですよね。 これからも、サイレント映画風絵巻鑑賞になりそうです。

Posted by ブクログ

2010/01/04

(2010.01.04読了) 「蒙古襲来絵詞」は、日本史の教科書に載っているので、大部分のかたは、何らかの形で見ていると思います。昨年末の「皇室の名宝」展(東京国立博物館)で展示されていたので、全体ではありませんが、本物の一部分を見ることができました。 また、昨年読んだ『青嵐の譜...

(2010.01.04読了) 「蒙古襲来絵詞」は、日本史の教科書に載っているので、大部分のかたは、何らかの形で見ていると思います。昨年末の「皇室の名宝」展(東京国立博物館)で展示されていたので、全体ではありませんが、本物の一部分を見ることができました。 また、昨年読んだ『青嵐の譜』(天野純希著 / 集英社刊)も蒙古襲来をテーマとしている小説ですが、参考資料としてこの本が挙げてありました。 ということで、図書館で借りてきて読んでみました。 最初の40頁ほどが、「蒙古襲来絵詞」のカラー写真になっています。 文字の部分も絵の部分もありますので、全貌が分かるようになっています。ただ上下二段になっているので、ちょっと小さいのが残念です。 本の構成は、以下の三部構成になっています。 「蒙古襲来絵詞」の謎 竹崎季長文書を読む :竹崎季長が残した文書の原文と訳文です 「蒙古襲来絵詞」を読む :蒙古襲来絵詞の原文と訳分です。 蒙古軍が攻めてきたのは、1274年10月(文永の役)と1281年5月から7月(弘安の役)にかけての2回です。 蒙古襲来絵詞の前巻は、文永の役(季長29歳)における季長の活躍(先駆けの功)と翌年の鎌倉出訴を、後巻は弘安の役(季長36歳)における戦功を軸に描いている(54頁) 蒙古襲来絵詞は、1293年(季長48歳)~1299年頃に制作されたというのが定説になっている(56頁) 著者は、1314年(季長69歳)以後ではないかと推測しています。 蒙古襲来絵詞は、二組作られ、一組は甲佐阿蘇神社(熊本県上益城郡甲佐町)に奉納され、いま一組は季長の子孫に伝えられたとみられている(58頁) 現在宮内庁三の丸尚蔵館に所蔵されるのがその二組のうちの一組であるが、言葉書き部分で重複している部分があるので、何らかの事情で、二組が一つにまとめられた可能性があるとのことです(59頁) 宮内庁が買い上げたのは、1891年です。(61頁)それまでの間に模本が作られています。 蒙古襲来絵詞を描いた絵師は、由緒書きによれば土佐長隆・長章父子とされています。(62頁) 蒙古襲来絵詞の制作意図は、第一は、季長自身の文永・弘安両役における戦功と雄姿を描き残すことであり、第二には奥書に見えるように、安達泰盛への報恩と甲佐阿蘇神社への報謝の表明といったものであろう。(115頁) 著者 大倉 隆二 1948年1月7日、熊本県玉名市に生れる 1971年、関西学院大学文学部美学科卒業 1972年、熊本県立美術館建設準備室勤務 1976年、熊本県立美術館開館 1991年、八代市立博物館勤務 1995年、熊本県立美術館学芸課勤務 (2010年1月6日・記)

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