角野栄子のちいさなどうわたち(1)

角野栄子【作】, 佐々木洋子【絵】

• 販売会社／発売会社: ポプラ社
• 発売年月日: 2007/03/27
• JAN: 9784591094976

商品レビュー

2023/03/13

アッチ「スパゲッティがたべたいよう」
コッチ「おばけのコッチ ピピピ」
ソッチ「おばけのソッチ ぞびぞびぞー」収録。

それぞれ本は借りて子どもが読んだけど、表紙が変わるとまた新たな気持ちで読める。挿絵は少なくなっているのかな。

・このシリーズの表紙裏のことばが好き。
「オパオパマジコ、オパマジコ！これは、お話の世界にあそびにいくおまじない。そこでは、おともだちがあなたをまっています。とびらをあけて、さあ、しゅっぱつ！」唱えちゃうよ、楽しいよ。
・角野さんのあとがきが読めるのがうれしい。想像からうまれたせかい。娘のことば「あのね、あっちにいってね、こっちにいってね、そっちにいってね・・」で始まる娘のおはなし。

親子でのんびり読むのも、クラスでの読み聞かせにも◎

2022/09/03

6歳男子。
アッチ「スパゲッティがたべたいよう」
コッチ「おばけのコッチ ピピピ」
ソッチ「おばけのソッチ ぞびぞびぞー」
の3話が収録されています。
あとがきも、なかなか面白かった！アッチシリーズの誕生秘話。

1話目はアッチとえっちゃんの出会いの話。
2話目はあまり綺麗好きじゃないココちゃんという女の子と、床屋に住む綺麗好きおばけのコッチの話。
3話目は歌うのが好きな飴屋の階段下に住むソッチと小学校1年2組のお友達の話。

6歳男子はこのシリーズが大好きです。

2021/01/27

一人で読書をし始めたばかりの子どもにぴったりの、身近な世界で起こる不思議で楽しい短編ばかり。特に、「スパゲッティがたべたいよう」は、一見予想しやすい展開で、素直に終わるのかと思いきや、めでたしめでたしの前に意外な一捻りがあるのが面白い。読むと、トマトソーススパゲッティが猛烈に食べたくなる。