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フェラーリと鉄瓶 一本の線から生まれる「価値あるものづくり」
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | PHP研究所/PHP研究所 |
| 発売年月日 | 2007/03/28 |
| JAN | 9784569656434 |
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フェラーリと鉄瓶
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フェラーリと鉄瓶
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イタリアのデザイン工房ピニンファリーナの創業者は車のデザインを「もっとシンプルにしろ」と言い続けた。「シンプルさを追求する姿勢」を徹底的に仕込まれた奥山清行。山形県出身である。GM、ポルシェなどを経て、ピニンファリーナのデザインディレクターとなる。 マセラティクアトロポルテ、エン...
イタリアのデザイン工房ピニンファリーナの創業者は車のデザインを「もっとシンプルにしろ」と言い続けた。「シンプルさを追求する姿勢」を徹底的に仕込まれた奥山清行。山形県出身である。GM、ポルシェなどを経て、ピニンファリーナのデザインディレクターとなる。 マセラティクアトロポルテ、エンツォフェラーリ、山形鉄器 繭などをデザインする。 「これまで常識とされてきたシステムからちょっと離れたところで、リスクを負いながら冒険する。それがクリエイティブであるための条件である。」と奥山清行はいう。 「デザインには主観的な部分と客観的な部分があり、機能性や用途に応じた適応性、価格、全体のイメージが客観的な部分で、最後に残った好き嫌いの部分が主観的な部分のセンスである。それがトータルな一つのデザインとなる。」 イタリアでは、集団ではなく、一人の個人が全てのデザインの責任をおう。そして、経営者は集団で競わせて、一人のデザイナーを選定して、任せる。作る人の顔が見えるようにする。あくまでもアイデアの権限を尊重する。そのことで、デザイナーが成長する。日本は、個人のカラーを会社で消してしまう。それが、日本とイタリアのセンスの差になっているという。 ピニンファリーナの会長は、どうして美しいものを追求するかという質問に、①美しいものは売れる。②人間は、本来美しいものが好きである。そして、美しいものは正しい。俺たちは正しいことをしているという。「アメリカ人には、このデザインがなぜ美しいかということから説明しなければ理解されないが、イタリア人は見ただけで美しいか汚いかがわかる。そして、日本人にもなぜ美しいかの説明はいらない。」芸術は、自分のためにものを作り、デザインはお客さんのために作る。 日本では、沈黙が金である。言わなくても通じているはずだというが、奥山清行は、デザインの作業のうち3分の2がコミュニケーションだと考えている。イタリアでは、会議に出て発言しなければ、次の会議には呼ばれない。デザインを説明する言葉をたくさん持っているものが勝ち残る。 フェラーリでは、お金を出して買えないものを売る。創業者の名前を冠たエンツォフェラーリは、2002年に売り出した。市販価格 約7500万円 市場調査をしたら、350台売れると判断して、349台作った。フェラーリの創業者は、「需要よりも1台少なく作れ」と言っていたから。発売を決めたら、10倍以上の人が押し寄せた。エンツォフェラーリにふさわしい人を選んで、349人を決め、当選したと連絡し、半額を持ってきてもらい、2年待ってもらった。中古車は、2倍の価格で売れた。 日本は、切り捨て文化ーギリギリまで削ぎ落とす文化があったが、足し算文化ー機能を付け加えすぎで、世界から取り残されるようになった。山形に戻って、山形工房で、薄肉鋳造技術を使って、「繭」という山形鉄器を作る。山形でしかできない技術とシンプルなデザイン。 奥山清行は、いい仕事をしている。そして、取り組む仕事に哲学がある。東北はクリエイティブで、おもしろい。
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題名には「フェラーリ」と「鉄瓶」とありますが、どちらかと言うと、日本とイタリアとの文化の違い、働き方、考え方、地方からの発信、等について書かれています。 日本の地方、奥山さん出身の山形からの発信についても、東京を通さず直接海外に発信を試みるなど、色々行動を起こしているので、羨まし...
題名には「フェラーリ」と「鉄瓶」とありますが、どちらかと言うと、日本とイタリアとの文化の違い、働き方、考え方、地方からの発信、等について書かれています。 日本の地方、奥山さん出身の山形からの発信についても、東京を通さず直接海外に発信を試みるなど、色々行動を起こしているので、羨ましく思ったりします。
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ピニンファリーナでフェラーリの55周年モデル、エンツォ・フェラーリのデザインを手がけたKen Okuyamaこと奥山清行氏の自伝といっていいだろうか。前半はイタリア人と日本人との違い、イタリアの生活の話が中心で後半はデザインに対する考え方やビジネスモデルとしてのフェラーリを取り上...
ピニンファリーナでフェラーリの55周年モデル、エンツォ・フェラーリのデザインを手がけたKen Okuyamaこと奥山清行氏の自伝といっていいだろうか。前半はイタリア人と日本人との違い、イタリアの生活の話が中心で後半はデザインに対する考え方やビジネスモデルとしてのフェラーリを取り上げている。デザインディレクターに就任してからは経営、営業、デザインがそれぞれ1/3でそのうちほぼ経営が中心となり退社。故郷の山形カロッツェリア研究会では地場産業である木工家具や鋳物のデザインをし、ペレットストーブ(薪がわりに木材ペレットをつかう)を売り、ヤンマーディーゼルの社外取締役になり農業用トラクターのコンセプトモデルを発表した。 奥山氏によるとデザインと言うのはただ絵を描いて形を決めるだけではなく、少なくとも自動車デザインではどういう人達にどういう価格帯で売るかを決めるのもデザイナーの仕事だと言う。要求されたスペック、例えばゴルフバック2個とスーツケースが縦に2個入るトランクだとか、後ろの先まで気持ちよくエアコンが効くだとかを実現させるために専門家の意見を取り入れ製品の形にするのがデザイナーだ。であればデザインディレクターが経営まで見ると言うのはわかる。以前はなかったが情報の交通整理をする立場と言うことだそうだ。デザインにおいてはプレゼン能力も重要で、些末な専門的なことには関知しない社長に対してその場で判断できるように分かりやすく説明したり、顧客に対して上司をすっ飛ばして自分を売り込もうとする部下とも勝負して言い負かしたりとイタリアもやはり自己主張の世界。毎朝仕事に向かう前には車の中でロックをかけて猛獣達に負けないようにするのだとか。 デザインで一番大事なことはプロポーション、しかし素人が見ても分かりにくく一番めんどくさい部分でもある。「シンプルにする勇気」を取り戻さないと、これからの日本製品はますます辛いことになるかもしれませんと書いているのが2007年でアップルのiPhoneが発売された年だがこの本には出てこない。ヤンマープレミアムブランドプロジェクトの記事ではコンセプトモデルの流線型トラクターを前に「大型のトラクターを1台購入するよりこの中型トラクターを2台購入すれば、農作業の効率を一気に上げられる。これからは単に機械をデザインして製造するだけではなく、新しい農業の形をデザインしていきたい」と語った。 kenokuyamadesign.comにある最近の仕事ではJEOLのNMRがかっこいい。
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