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横溝正史自選集(7) 仮面舞踏会

横溝正史【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 出版芸術社/出版芸術社
発売年月日 2007/06/25
JAN 9784882933243

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商品レビュー

3

3件のお客様レビュー

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2023/08/08
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※このレビューにはネタバレを含みます

入り組んだ人間関係に、ただ事じゃない人間模様、なかなか重い話だった! 良いことも悪いことも、みんな大人だから心の内を口に出して言わないのがちょっと切なくて虚しい。みんながみんな、仮面をかぶって演じていた。日本人にありそうなことだと思った。 しっかり登場人物を注意して読んでいたつもりだが、美沙が千代子と血が繋がっていないことにかなり驚いた。戦後の混乱のなか、盗まれたか拾われたかした美沙が不憫だった。たとえ戦後の混乱のなか大切に育てられていたとしても、こんな形で一族から放り出された形になるのは、流石に心が痛んだ。 最後まで犯人が分からなかったし、犯行のやり口や伏線が回収されていくのも面白かったが、人間の複雑な心のうちを読むのも面白かった。登場人物が多いのに、みんなそれぞれに感情があり個性があり、いきいきとした一人一人の人間だというのが伝わってきたからだ。 ラストもとことん悲劇に向かい誰も幸せになれない話だったが、そのぶん記憶には残るのではないかと思う。

Posted by ブクログ

2016/09/06

金田一シリーズ。毎度ながら、読者にはちんぷんかんぷんなまま解決へ。憎しみ、嫉妬の中にも、愛を感じるシーンがわずかに感じた。やはり有名作品の方が面白い気がする。

Posted by ブクログ

2012/08/30

 横溝正史自選集のトリで聞いたことのない題名なこともあって期待してたものの、大外れ。ただでさえ個人的に金田一耕助が合わないというのに、今作ではその存在意義が文章でほとんど損なわれていました。  金田一が見つけた重要な手がかりは「他の人間でも見つけられた」と金田一自ら口にし、謎が...

 横溝正史自選集のトリで聞いたことのない題名なこともあって期待してたものの、大外れ。ただでさえ個人的に金田一耕助が合わないというのに、今作ではその存在意義が文章でほとんど損なわれていました。  金田一が見つけた重要な手がかりは「他の人間でも見つけられた」と金田一自ら口にし、謎が解けるのはほぼ答えを知ってる証人の口からで推理の必要なし、証人がおらず想像で推理するしかない場面では地の文でわざわざ「説得力がない」と書かれ、折角の名探偵が台無し。そこはさも見てきたかのように堂々と口にしてほしかった。はっきり言って今作は金田一シリーズである必然性も金田一シリーズの魅力もない。  事件自体も微妙。田代信吉は正直要らなかったと思うし、派手な銃撃事件を出すよりも毒殺に絞った方が面白かったと思う。  犯人を狂人として書いたのもマイナス。あの経緯なら十分共感できる悲劇性のある犯人にできたはずなのに、わざわざ共感できない悪魔にしたせいで事件の悲劇性が損なわれている。いつも通り犯人は死にましためでたしめでたしにしてるけど、エピローグの犯人の邪悪な口ぶりは単に自棄になってただけじゃないのか(恐らく作者はそんなつもりないだろうけど)  余談ですが、珍しく死にそうだった人が助かった今作、助かった要因に金田一はかすりもしていない上、金田一の目の前で死にそうだった人間はあえなく死亡。徹底してるなあと苦笑しました。でもあの人は生きて罪を償ってほしかった。

Posted by ブクログ

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