わが子をいじめから守る10カ条

武田さち子【著】

• 販売会社／発売会社: WAVE出版/WAVE出版
• 発売年月日: 2007/06/23
• JAN: 9784872903034

商品レビュー

2023/03/11

著者は、いじめを「生きる力を奪う、心と体への暴力」ととらえ、いっこうに克服できないでいる「いじめ」事件を憂い、「せめて、親は子どもの味方であってほしいという立場から、「わが子をいじめから守る１０カ条」を示している。

１０カ条：
１条　子どもに「がんばれ」と言わない
２条　いじめられている子どもの身になって考える
３条　教師はいじめのキーパーソン
4条　「親子の信頼関係」を過信しない
５条　子どもの命の危機を見逃さない
６条　不登校や転校で安心しない
７条　今のいじめは想像を絶すると知る
８条　いじめによる心の傷を甘くみない
９条　「やられたらやり返せ」と言わない
１０条　子どもを加害者にしない

「暴力を許さない社会を大人たちがつくることが、他人の子どもへの暴力だけでなく、自分の子どもへの暴力も防ぐのだと思います」（著者、おわりのことば）
（『いじめを考える１００冊の本』駒草出版　の紹介より）

親向けの本だが、子どもが読んでみるのもいいかもしれない。

2015/06/30

2015.6.30 読了。

参考になったが解決策はひとつではない。
そのとき、うまく対応できるだろうか。
被害者、加害者それぞれの立場で考えてみた。

2013/02/27

悲しいイジメ事件が毎日のように報道されるなか、もしわが子が…と不安を抱いてしまう親は、私だけでは無いと思います。

どうして、子どもは親に言えないのか。
どうして、親は気づいてやれないのか。
どうして、死ななければ(殺さなければ)ならないところまで行き着いてしまうのか。

子どもを被害者にも加害者にもしないために、すべての親御さんに読んで欲しい本です。