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「慰安婦」問題とは何だったのか メディア・NGO・政府の功罪 中公新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社/中央公論新社 |
発売年月日 | 2007/06/25 |
JAN | 9784121019004 |
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「慰安婦」問題とは何だったのか
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商品レビュー
3.9
16件のお客様レビュー
1995年に設立され、2007年まで活動をつづけた「アジア女性基金」に、その当初から精力的にかかわってきた著者が、これまでの活動内容を振り返り、その意義とこれからの課題について論じた本です。 本書刊行後に出版された熊谷奈緒子の『慰安婦問題』(ちくま新書)など、アジア女性基金の活...
1995年に設立され、2007年まで活動をつづけた「アジア女性基金」に、その当初から精力的にかかわってきた著者が、これまでの活動内容を振り返り、その意義とこれからの課題について論じた本です。 本書刊行後に出版された熊谷奈緒子の『慰安婦問題』(ちくま新書)など、アジア女性基金の活動を評価する意見も見られるものの、発足当初から左右の厳しい批判にさらされてきたその活動の実態が報告されています。またさまざまな政治的力学の絡みあう現実のなかで、被害者への償いをどのようなかたちで実現するかという困難な課題に向きあってきた著者だからこそ可能だった冷徹な現実認識が随所に示されています。
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研究者であり市民運動家でもある著者が立ち上げ、運営に関わったアジア女性基金に関わる記録と省察。 研究者として客観的であり、市民運動家として誠実な著者の心が伝わる。読みながら涙がこぼれた新書は、この書くらいだろう。2007年発行ながら今なお新鮮な感じがするのは、未だその問題が日本社...
研究者であり市民運動家でもある著者が立ち上げ、運営に関わったアジア女性基金に関わる記録と省察。 研究者として客観的であり、市民運動家として誠実な著者の心が伝わる。読みながら涙がこぼれた新書は、この書くらいだろう。2007年発行ながら今なお新鮮な感じがするのは、未だその問題が日本社会の周囲にこびりつきひりひりとした痛みを覚えさせるからだと思う。
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2007年に解散した「アジア女性基金」の総括。実現可能性のない法的にではなく、道義的実効的な償いであり、韓国以外では受け入れられた。イデオロギー優先で被害者に期待だけ持たせたメディアや学者、支援団体も、批判だけでなく自己評価すべき。 様々に錯綜していますが、誰にとって・どんな基...
2007年に解散した「アジア女性基金」の総括。実現可能性のない法的にではなく、道義的実効的な償いであり、韓国以外では受け入れられた。イデオロギー優先で被害者に期待だけ持たせたメディアや学者、支援団体も、批判だけでなく自己評価すべき。 様々に錯綜していますが、誰にとって・どんな基準で、というのが、問題を捉える上での軸だとわかりました。
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