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三洋電機 井植敏の告白
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日経BP社/日経BP出版センター |
発売年月日 | 2006/11/06 |
JAN | 9784822201593 |
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三洋電機 井植敏の告白
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商品レビュー
3
5件のお客様レビュー
石油ストーブ事件 一酸化炭素中毒で購入者が亡くなる 2006年では、バブルはメガバンクのせいだとされる(不良債権買わされたり) 山洋電気はパナソニックに買収される 恣意的に役員を選んだりしていたのでガバナンスが効いていない 創業者は松下幸之助の義理の弟
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
私の地元にも三洋電機の大きな工場がありました。 本書にある「経営」と「所有」の文化が進んだ時代にその流れに乗り切れなかった三洋電機の井植家の苦悩。 創業家が忘れてはいけない「君臨すれども統治せず」。 時代と共にグローバル化が加速される時代だからこそ、忘れてはいけない事だと思う。 説明 著者からのコメント 本書では電機大手最後の同族企業、三洋電機を題材に「会社は 誰のものか」を考えました。 この世に企業を産み落とした創業者の功績を否定する人はいないでしょう。子 供が正規の手続きを経て、親の資産を相続するのも、当たり前のことです。この 2つの考え方を足し合わせると、「会社は創業者のもの」であり「創業者の子孫 には会社を相続する権利がある」という結論が導き出されます。 戦後は、そこに日本人独特の「会社に対する帰属意識」が加わりまし た。幕藩体制における「藩」、戦時中の「国家」に変わって日本人の帰属対象に なったのが「会社」であり、同族企業に勤めるサラリーマンは創業家に忠誠を誓 うようになりました。 ある時期まで、創業家を頂点に社員が滅私奉公で猛烈に働く日本企業は、世界 の脅威を与えました。トヨタ自動車、松下電器産業、ソニー。世界の名を轟かせ た「メイド・イン・ジャパン」は、その多くが同族企業だったのです。 しかし、冷戦が終わり、グローバル化の時代に入ると、世界規模で「経営力の コンテスト」が始まりました。君臨するだけの創業家では勝てない時代に突入し たのです。 それを察知したトヨタ自動車は、豊田達郎氏を最後に同族の旗を降ろし、 創業家の外から奥田碩氏、張富士夫氏という世界級の経営者を登用して成功を収 めました。松下電器の中村邦夫氏も創業家の幻影を断ち切りました。 一方で、幻影を引きずった企業は一様に凋落の道を辿っています。ダイエー、 西武、三洋電機。創業家だけが悪かったわけではありません。創業家に群がった 銀行、盲従した社員、持ち上げたマスコミ。彼らが創業家の偶像を肥大化させ、 会社は進むべき方向を間違えてしまった。 会社は誰のものか。 制度上の正解は「株主」ですが、あえて誤解を恐れず言うなら日本の場合の 正解は「会社は社員のもの」ではないでしょうか。 仕事人間は駄目だ。趣味に生きろ、家族に生きろ。バブル崩壊後、日本のサラ リーマンはそう言われて、会社人間を卒業しようと懸命に努力しました。 しかし、仕事より面白いことを見つけられた人は稀でした。「会社なんて」と 斜に構えつつ、やっぱり会社が気になって仕方がない。それが今のサラリーマン の本音ではないでしょうか。 少なくとも私の周りでは、「仕事が生きがいで何が悪い」と開き直るサラリー マンが増えている気がします。 社員が燃えれば業績は伸びます。業績が伸びれば株価も上がるし、配当も増え るのです。足元の利益欲しさに人減らしにまい進する経営者がもてはやされる 時代は、終わろうとしています。 「会社は社員のものである」 それに気づいた三洋電機の社員が奮起して、井植家にも外部資本にも頼らず自 力で再生してくれる日を、私は望んでやみません。 内容(「BOOK」データベースより) 会社は誰のものか。あるべき企業統治の姿とは。創業家の終焉。カリスマ経営者の退場。「何でこんなことになってしまったのか」最高顧問、井植敏のインタビューを基に、電機大手最後の同属企業、三洋電機凋落の真相に迫る渾身のドキュメント。
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2007/6/23 僕,5年ほど前に,この会社に就活しました. まあ,インターンで選考漏れして,「そーかい」と思った後に,研究所に見学行って「うーん,なるほど」と思ってやめたんですが・・・. # 情報なくてすみません. ゆうても日本が誇る(誇ってた?)グローバル企業SANYO...
2007/6/23 僕,5年ほど前に,この会社に就活しました. まあ,インターンで選考漏れして,「そーかい」と思った後に,研究所に見学行って「うーん,なるほど」と思ってやめたんですが・・・. # 情報なくてすみません. ゆうても日本が誇る(誇ってた?)グローバル企業SANYOです. あの頃はまだ,ある程度良かったんだと思う. 本書を読んで,同族支配に基づく家族的経営が如何に強くあり,そしてまた瓦解するときには如何に恐ろしいものかという事が考えされました. 従業員や現場には強さがあるのが,トップマネジメントがそれをメチャクチャにしてしまうことがある. 僕も一時,超小口の株主として, この本でも話題になったゴールドマンサックスなどへの時価の4分の1程度の優遇価格での第三者割り当て増資 に反対票を投じた事がありました. # そういえば・・・ ようやくトップも入れ替わり,まともな経営に変って行き始めているのでしょうが. 結構,この手の本って面白いし,勉強になりますね.
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