食と健康に本気な企業たち コンシューマー・ヘルスケア市場への挑戦

木村廣道, 仙石慎太郎【監修】, 東京大学大学院フード&サイエンス公開セミナー【著】

• 販売会社／発売会社: かんき出版/かんき出版
• 発売年月日: 2006/11/01
• JAN: 9784761263843

商品レビュー

2010/10/13

◎オイシックス
対象顧客が大きく変わり、広がりつつある。
きっかけは、「健康にいいです」ではなく、「今、あぶないものだらけですよ」というところで、信頼できるものに関心が集まる恐怖マーケティングでは。

◎それも結局、おいしくないと続かないけれど、食べてみたら、身体にいいほうがおいしいじゃないか、と気づいた。

◎一人に栄養士が一人ついているような世界観を、インターネットを使って提供できるのでは。

2010/01/31

自分の気になるビジネス分野について、情報が豊富な良書だった。
単なるインタビューの文章化なので、読みにくい感じは否めなかったけど。

食の漢字の成り立ち→人を良くする
ただ生きる為ではなく、より活動的に生活する為に、健康を維持する為に、食を真面目に考え、それをビジネスにするということ。

市場を分析し、ニッチとなる商品を開発すること。
根拠のあるエビデンスを基に商品を開発すること。
そして、その商品情報をきちんと消費者に伝達し、広めること。
そういったことの大切さを実感した。
本気になってる企業が商品を世の中に出し、またその商品を出すための研究開発で、どんなことを意識し、目標としているかが書いてあり、非常に興味深かった。

同時にちょこっとバイオテクノロジーの歴史など勉強できてお得だった。