となりの姉妹

長野まゆみ【著】

• 販売会社／発売会社: 講談社/講談社
• 発売年月日: 2007/03/24
• JAN: 9784062135429

商品レビュー

2022/12/22

小さいころから知っているとなりの姉妹。
近所の小母さんが亡くなり、彼女がとなりの姉妹に残していった写真の相手を姉妹と佐保が一緒に探す。

逸子の当たる占い。
潔癖で神経質だった若き兄と、ある日を境に吹っ切れたように真逆の性格となった兄と妻と子供。

小母さんが、かつてとなりの姉妹が引っ越してくる前に
古屋に入って鏡を埋めていたこと。
小母さんが探していたへびの置物。

図書館で借りて
読み始めて一度返却して、また借りて読み終えたから
ずいぶんと読むのに時間がかかり、そしてしりとりとは、なんぞやとなって読み返したりとかして

不思議な雰囲気を漂わせているお話。

2018/07/28

難しい。

文体だけでなく、夢の内容が出てきたり、とっつきにくい。
しりとりも見つかってないだけでもっとあるかもとか、人間関係も分かりにくくて。

連載中に追っていけた人はすごい。

紙に薄く印刷がしてあって、女性の横顔とアルファベットでmayumi 。透かしっぽい。

2017/07/21

10年前に図書館で借りて読んだんだけど、最近自分で買ったので再読しました。装丁がいいよね。文庫とどっち買うか迷ったけどやっぱり単行本にした。
これを読んでいる途中でお産が始まったので、入院の荷物の中に入れてたんだけどもやっぱり読めんかったな。軽いし読めると思ったんやけど、漫画のが読めた。
それで子育てが始まってしまったので読み終わるのにすごく時間がかかってしまったけど、自分の時間も割ととれてるので残り一気に読みました。

前に読んだのが10年前やけんか、もう全然内容覚えてなかった。逸子さんがちょっと不思議な人やなあっていうことくらいしか覚えてなくて、普通に面白く読んだよ。
しりとりとか鏡なんかの謎とか蛇とか、何かこの頃って、非日常感が日常に近い感じの和風な作風やった印象がある。