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殺人作家同盟
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 早川書房/早川書房 |
発売年月日 | 2007/02/15 |
JAN | 9784152087928 |
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殺人作家同盟
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商品レビュー
3.7
7件のお客様レビュー
出版の約束を反故する等作家達から恨まれていた出版経営者が火事で亡くなった。容疑者は作家サークルのメンバー。サークルの新人が調査を進めるが第2、第3の事件が起こる! 素人探偵と警察官の両方が活躍。警察からすると組織的に捜査している中で素人探偵に出しゃばられても迷惑だよねって思える...
出版の約束を反故する等作家達から恨まれていた出版経営者が火事で亡くなった。容疑者は作家サークルのメンバー。サークルの新人が調査を進めるが第2、第3の事件が起こる! 素人探偵と警察官の両方が活躍。警察からすると組織的に捜査している中で素人探偵に出しゃばられても迷惑だよねって思えるシーンは、なかなか新鮮でした。 サークルメンバー皆んなが個性的で、すごく怪しいのも作品の魅力の1つだと思います。
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もともと、ピーター・ラヴゼイは好きで、翻訳されたダイアモンド警視ものはほとんど読んでいる。今回は、ダイアモンド警視ものではないけれど、相変わらず、ピリッと面白い。 お話は素人作家が集まるクラブで講演した、出版社の社長が殺されて、犯人はこの作家たちの中の誰か、というもの。ところどこ...
もともと、ピーター・ラヴゼイは好きで、翻訳されたダイアモンド警視ものはほとんど読んでいる。今回は、ダイアモンド警視ものではないけれど、相変わらず、ピリッと面白い。 お話は素人作家が集まるクラブで講演した、出版社の社長が殺されて、犯人はこの作家たちの中の誰か、というもの。ところどころに、作家っていうのは、というコメントがでてきていちいち笑える。ピーター・ラヴゼイ自身や彼が知っている作家たちって、そんな人たちなんだなと思える。 残念なのは、私は英語ができないので原書が読めないこと。主人公の一人は、押韻詩を書いているんだけど、たぶん英語で読むほうがよくわかるだろう。押韻詩って、ダジャレの一歩手前みたいな詩だなって思う。 素人作家クラブの話なので素人作家のうぬぼれや夢と現実も書かれている。大半の人がどーしよーもない作品を書くのに膨大な時間をついやしていて、酷評されるとつらいのだが、どこかそんなもんだろうな、とも思っているのだ。 どこかで、小説とか書いてみたいなと思っている私からすると、ちょっとどきっとする内容でもある。
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ラヴゼイの2005年の作品。ハードカバー。日本での発行は2007年。 ダイヤモンド警視が探偵役ではないが、前作で共演のヘンリエッタ・マリン警部が捜査の指揮を執る。 チチェスターにあるアマチュア作家サークルに、妻を亡くして3年のボブが娘に勧められて顔を出してみる。 いぜん講演に来た...
ラヴゼイの2005年の作品。ハードカバー。日本での発行は2007年。 ダイヤモンド警視が探偵役ではないが、前作で共演のヘンリエッタ・マリン警部が捜査の指揮を執る。 チチェスターにあるアマチュア作家サークルに、妻を亡くして3年のボブが娘に勧められて顔を出してみる。 いぜん講演に来たことのある出版者ブラッカーが家に放火されて死んだばかりで、なんとサークルの会長が事情聴取されていた。 おだて上げて本を出すようなことを言いながら実は詐欺まがいの自費出版だったらしい。 紳士的な会長は女性会員の人気者で、会長の無実をはらそうと、会員はてんでに捜査を始める。 そしてまた起こる殺人事件。 未解決の事件について書いた会長のモーリス、伝記を書いていて会計と書記をつとめる中年女性、ちょっとエロっぽい詩を書く女教師、RPG風ファンタジーを書いている若者、暮らしの知恵をまとめた教会執事の未亡人、ロマンス小説を12作書き上げた女性、言葉の間違いを指摘するだけの役所勤めの男性、来てもメモにいたずら描きをするだけの金髪の娘… 癖のある会員を調べ上げる捜査員もまたそれぞれ特徴があり、両方の側から描かれる顛末がなかなか読ませます。
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