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白き狼の息子 永遠の戦士エルリック7 ハヤカワ文庫SF
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 早川書房/早川書房 |
発売年月日 | 2007/03/15 |
JAN | 9784150116033 |
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白き狼の息子
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読まなければならないと思いつつも読んでいなかった ファンタジーのひとつ、エルリックサーガを読んだ。 斬った相手の魂を吸い取る魔剣ストームブリンガーと それを憎みつつもそれに頼らなければ生きていけない アルビノの皇子エルリックの破滅へと向かう悲劇的な ヒロイックファンタジーだと思っ...
読まなければならないと思いつつも読んでいなかった ファンタジーのひとつ、エルリックサーガを読んだ。 斬った相手の魂を吸い取る魔剣ストームブリンガーと それを憎みつつもそれに頼らなければ生きていけない アルビノの皇子エルリックの破滅へと向かう悲劇的な ヒロイックファンタジーだと思っていたのだが、実は ソード&ソーサラーの体をなしているのは最初の方 (この本は作品発表順でなく、エルリック個人の時間軸を もとに作品が並べられているので、私の個人的な印象 ではおそらく発表順の最初の方だと思う)だけで、巻が 進むにつれて多元宇宙という一種のパラレルワールドが 主人公になり、半ば哲学的半ばSF的なファンタジー へと変わっていく。もちろんそれがダメだとは言わない が、私はどちらかというと単純な剣と魔法の物語の方が 好きだ。エルリックがストームブリンガーと出会って から再びメルニボネに戻ってくるまでの傭兵時代のお話 をもっと読みたかったところ。特に後半三冊は主人公が エルリックではないし、どちらかというと様々な自分の 作品や様々な神話にリンクを張ることが主眼となり、 物語のダイナミズムのようなものはないがしろにされて いる感じがしてしまった。 とは言え、読んでいる間は十分楽しめたしファンタジー ファンなら必読の書であるのは言うまでもない。後世に 与えた影響も大きいしね。
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長かった…! 主人公が少女で狐のひとがいっぱい出てくるのは物語として成功だなあ。 凄惨に尽きる道はエルリックの定めであり、その大前提が前3巻なんだなあ。
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