愛されて、強い女にもなれる「魔法の思考」

江口美幸【著】

• 販売会社／発売会社: 東邦出版/東邦出版
• 発売年月日: 2007/05/07
• JAN: 9784809406201

商品レビュー

2012/10/24

極真空手 女子世界王者の江口美幸氏の二冊目の本です。

題名とは裏腹に、厳しいと思う人にはかなり厳しい説教をされたみたいで落ち込むかもしれない内容です

「強くなれない人」に共通するのは…

・自分の弱さを認められない人（ヤンキーとか）

・完璧主義の人、つまり自分が普通の人間、平凡な人間とは思いたくない人

・道場で皆に好かれない性格で人間関係も上手くいかない人

・素直に物事を考えられない人

・行動よりも言葉が目立つ、「依存する」人。
彼等はきれいな言葉を使って、言い訳が多い。

・体が大人でも心が子供の人。
彼等は自分の行動や言葉に責任を取らない。
自分を変える努力をしない人。

・プライドが高い人。彼等は本当は劣等感のかたまりである。

・自分が世界の中心なんだ、というように自意識が肥大した人

・自分は他人よりも優れているはずだと思い込んでいる人

・努力して優れた人になるのではなく、現実を変え、自分の見たいイメージだけを見る人。

・「女」をアピールする女

・ところ構わず腕相撲をしかけてくる人

・他人に迷惑をかけていても、自分のことを「よい人」だと思い込んでいる人。

・そういう「危ない人」とも関わる人も強くなれない。
その人も「媚」や「嘘」を信じたいのだ。

・劣等感が消えないため、他人を引き落とし、不快にさせる。

こうやってこの人は誰からも嫌われて弾かれてゆく。嫌われ者の人生は悲惨だ。
幸せにはなれない。

「自分を見る」
すべてはここからはじまる。

…ということなのですが

読み終った時、自分は落ち込んで落ち込んで魂が抜けたみたいになって
「どうすればいいのだろう」と悩みまくりました

さすがにこの本に載っている「道場でラジコン」「ストーカー」「自分のメロドラマを語る」みたいなのは自分はないですが、自分の心には確かにそういう劣等感やらの傾向は根本的に一緒なんじゃないかなと

多少キツイ言い方の本であるかとは思いましたが、大切なことです。