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奇想科学の冒険 近代日本を騒がせた夢想家たち 平凡社新書
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奇想科学の冒険 近代日本を騒がせた夢想家たち 平凡社新書

長山靖生【著】

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奇想科学の冒険 近代日本を騒がせた夢想家たち 平凡社新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社/平凡社
発売年月日 2007/06/11
JAN 9784582853797

奇想科学の冒険

¥220

商品レビュー

4.3

4件のお客様レビュー

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2017/10/25

明治・大正期の研究者たちの熱い息吹を感じました。 たとえ現代では忘れ去られた人々であるけども、 当時は西欧に追いつき追い越せで、 多種多彩な研究がされて(玉石混交ですが)、 大いに認められていたという・・・。

Posted by ブクログ

2010/07/01

[ 内容 ] 時代の変化が激しかった明治から昭和初期には、人類の進歩、豊かな未来、理想社会の実現のため、科学に取り組み、発明に熱中した人たちが数多くいた。 文学の世界でも、理想社会を描いた空想小説が多く発表された。 今から見ると、これらは珍奇なものではあるのだが、ここには、近代を...

[ 内容 ] 時代の変化が激しかった明治から昭和初期には、人類の進歩、豊かな未来、理想社会の実現のため、科学に取り組み、発明に熱中した人たちが数多くいた。 文学の世界でも、理想社会を描いた空想小説が多く発表された。 今から見ると、これらは珍奇なものではあるのだが、ここには、近代を動かした精神のうねりが刻まれている。 「奇想科学」に邁進した人たちの思考と生涯を通して、近代日本を動かした社会的夢想を掘り起こす。 [ 目次 ] 第1章 それでも地球は動じない―佐田介石 第2章 「進歩」の発見、「啓蒙」の歓び―近藤真琴 第3章 進化論は帝国主義を讃美するか―加藤弘之と丘浅次郎 第4章 人権を乗せた軍艦―矢野龍溪 第5章 ユートピアの発明家―村井弦斎 第6章 森鴎外が畏れたメスメリスト―渋江保 第7章 ロボットは聖君子の夢を見るか―西村真琴 第8章 詐欺に触発された発明―横光利一と長山正太郎 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted by ブクログ

2008/02/13

學天則を「開発」した西村真琴や、『食道楽』の村井弦斎など、明治初期から昭和にかけて活躍した「夢想科学者」の軌跡を追った短編集。現在では歴史の中に埋没してしまった「学者」たちが、当時は非常な脚光を浴びて発言権も強かったこと、また達観したものごとの考え方をしていたことを、改めて紹介し...

學天則を「開発」した西村真琴や、『食道楽』の村井弦斎など、明治初期から昭和にかけて活躍した「夢想科学者」の軌跡を追った短編集。現在では歴史の中に埋没してしまった「学者」たちが、当時は非常な脚光を浴びて発言権も強かったこと、また達観したものごとの考え方をしていたことを、改めて紹介して今に問い直す。 村井弦斎の『桑の弓』で表わされるロシア・中国国境の「国家」などまさに満洲國の予言である。 著者は歯科医ながら、明治期の文学や文化・風俗に造詣が深く、かなりのコレクションを保有しているようだ。実際に当時の書籍を紐解きながら、様々な人物のエピソードを紹介している。かなり楽しめます。

Posted by ブクログ

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