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日本人の品性 紳士の条件=いま求められる日本人のあり方
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日本人の品性 紳士の条件=いま求められる日本人のあり方

島田一男【著】

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日本人の品性 紳士の条件=いま求められる日本人のあり方

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ごま書房/ごま書房
発売年月日 2007/01/07
JAN 9784341083441

日本人の品性

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2009/04/09

今の日本人に「品性」がかけていると思う今日この頃、この本を読んでみました。 まず、著者は、「品性」を「自らの欲望に自制心を働かせることができ、他者との共存をはかれる能力」と定義しています。まさに、日本人が少しずつなくしているもののひとつです。 品性の前に、紳士とは何かについ...

今の日本人に「品性」がかけていると思う今日この頃、この本を読んでみました。 まず、著者は、「品性」を「自らの欲望に自制心を働かせることができ、他者との共存をはかれる能力」と定義しています。まさに、日本人が少しずつなくしているもののひとつです。 品性の前に、紳士とは何かについて説いています。特に、大昔、カスチリオーネという人が紳士の定義として、「良い家柄の出で、態度が優雅、意地悪でなく、口論せず、作法はわざとらしすぎず、フランス語とスペイン語を話せ、チェスは下手でなく強すぎず、トランプで負けても怒らず、外見は華美よりも清潔を尊び、ギリシャ語とラテン語に造詣が深く、文学を修め、絵を描け、歌え、楽器が弾け、ダンスがうまく、武芸やスポーツに秀で、戦争は勇敢であるが、不必要な冒険は犯さず、悪い君侯に仕えず、女性に対してやさしくかつ冷静なこと」と述べています。もちろん、時代や国、趣味が違うし、家柄を定義に入れるのはちょっと抵抗がありますが、確かにそういうことができる人は紳士だと思うし、いい意味でかっこいいですね。 また、「誠実・自愛・自由・勇気の4つの徳目のうち、3つ欠くものは紳士と呼ぶに値せぬ」というところや、「自分ありの信条、信念がある」「世間の常識にこだわらず、自分がしたいと思ったことをする」「自分の仕事、つとめをだいじにする」「人が自分のことをわかってくれなくても気にしない」というところは、自分の軸にするすばらしい言葉だと思いました。 また、マナーよりも大事なこととして、ホスピタリティという言葉をあげていたのが印象的でした。ここのホスピタリティとはおそらく誠意と好意をさすものだと思います。礼儀やマナー、形というのは、結局は人と人とが気持ちよく、楽しく愉快な気分で付き合うためのもの。ものにこだわらず、時に応じて柔軟に対応できることが本当のホスピタリティであると感じます。そして、姿勢が正しくないと、心も卑屈になる。折り目正しい生活が精神の折り目正しさを作るということを意識することの重要性を特に感じました。

Posted by ブクログ

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