- 中古
- 書籍
- 書籍
- 1220-06-02
記憶する水
定価 ¥2,860
770円 定価より2,090円(73%)おトク
獲得ポイント7P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 思潮社/思潮社 |
| 発売年月日 | 2007/05/31 |
| JAN | 9784783730026 |
- 書籍
- 書籍
記憶する水
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
記憶する水
¥770
在庫なし
商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
新川和江さんの詩集ですね。 『記憶する水』は、第二十五回現代詩花椿賞、第十五回丸山薫賞を受賞されています。 大好きな新川和江さんの詩集を楽しく拝見しました。 二十編の詩集です。2007年刊行。 『真夏の木』 真夏になると 木は 樹下に漂う憂鬱を いっそう深く...
新川和江さんの詩集ですね。 『記憶する水』は、第二十五回現代詩花椿賞、第十五回丸山薫賞を受賞されています。 大好きな新川和江さんの詩集を楽しく拝見しました。 二十編の詩集です。2007年刊行。 『真夏の木』 真夏になると 木は 樹下に漂う憂鬱を いっそう深くする 枝枝は重たげに肩をおとし 炎天のもと 梢は 悄然とうなだれる われにもあらず 過剰な葉をつけてしまったことを 木は 傀じているように見える 多感なひとが 思いをもて余しているようにも 稲妻が オノを振りおろしてくれることを 木は せつなく待ちのぞんでいる だが 雷はこの午後も 遠くの空で鳴っているばかりだ ひととき 驟雨がくる まぎれて 木は おびただしい葉先から 涙を ふりこぼす 『草に坐って』 まだ幼くて 正しく音階に乗せられない 男の子の たどたどしいうたを 草に坐って きいていると 百の自分 千の自己と思いをなしていた 万象(ものみな)から 半音はずれ 世間からも 半音はずれて ほんとうの自分 ただひとりの自己に なれた気分 ………タンポポ ワタゲ ハジケテ ハジケテ……… どこかへとんで行くのもいいし とんで行かずに ここで こうして 風に吹かれているのも いいな 新川和江さんの身近な想いや、亡くなれた方への思いなどを詩に託されています。 いつものように、自然のただ中に遊ぶ自由な詩情を高らかに歌へ挙げられているのが、心に響きます。 季節の変わり目に、心穏やかに新川和江さんの詩を堪能できるのは、無上の喜びですね(=^ェ^=)
Posted by 
