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諜報機関に騙されるな! ちくま新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房/筑摩書房 |
発売年月日 | 2007/01/10 |
JAN | 9784480063434 |
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諜報機関に騙されるな!
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諜報機関に騙されるな!
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商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
2007年刊。著者は元公安調査庁職員(CIA情報分析研修歴・著作あり)。イラク戦争での米国諜報活動、これに関連するアルカイダとの暗闘、中ソ(中ロ)の諜報活動の実態と日本への影響、北朝鮮(含拉致問題)、現状(含日本の実情)を検討。諜報機関の礼賛一辺倒でなく、問題点(日本:悪しき秘密主義とアカウンタビリティの欠如、捜査機関内にもあるため冤罪招来の恐れ、拉致被害・オウム事件等役立たずの現実、プライバシー権侵害に対する国賠・司法的な事後的救済の否定的傾向)や情報機関の限界も素直に開陳され、偏頗的な記載ではない。 まさに「騙されるな」というタイトルにふさわしいが、政府・自民党(ことに安倍晋三)の情報機関拡大の検討の問題点を知る上でも有益。特に、捜査機関に併設されてきた点が、罪刑法定主義や令状主義といった刑法・刑訴法上の基礎概念を蔑ろにする危険をもたらす、という指摘は貴重。北朝鮮の拉致被害も一部は日本の諜報機関の活動優先の結果でもあるとの指摘も、報道・政府見解とは違う視座に立ち、知っておくべき貴重な見解であろう。
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諜報機関からの情報でも、絶対ではない。正しい情報とは限らない、間違った情報を提供することもあるということをイラク戦争やアルカイダのテロ活動を実例に紹介している。 著者が元公安関係者だけに、後藤田正晴の話や、日本国内での公安によるスパイ活動の話には妙な生々しさを覚える。 ...
諜報機関からの情報でも、絶対ではない。正しい情報とは限らない、間違った情報を提供することもあるということをイラク戦争やアルカイダのテロ活動を実例に紹介している。 著者が元公安関係者だけに、後藤田正晴の話や、日本国内での公安によるスパイ活動の話には妙な生々しさを覚える。 たぶん諜報機関の情報に騙されないためにはどうすれば良いのかという興味で読もうと思ったのに、情報機関はなぜ間違った情報を提供してしまうのかという観点で書かれていたせいか、興味のある分野ではあるが読後感はイマイチ。
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[ 内容 ] 国際政治の舞台裏では、各国インテリジェンス機関による周到な情報活動と巧妙な駆け引きが展開されている。 だが、たとえば9・11をめぐる“対テロ戦争”では情報大国であるはずのアメリカ、イギリスも失敗の連続、テロの脅威はむしろ拡大はしている。 翻って日本は“スパイ天国”と...
[ 内容 ] 国際政治の舞台裏では、各国インテリジェンス機関による周到な情報活動と巧妙な駆け引きが展開されている。 だが、たとえば9・11をめぐる“対テロ戦争”では情報大国であるはずのアメリカ、イギリスも失敗の連続、テロの脅威はむしろ拡大はしている。 翻って日本は“スパイ天国”と揶揄されるほど諜報に対する国民の危機感が薄い。 ときに非合法的手段を用いて情報を集め、謀略活動する敢行する諜報機関の実態と限界を、詳細な事例分析によって明らかにするノンフィクション。 [ 目次 ] 第1章 イラク―露呈したインテリジェンスの罠(プレゼンテーション;「情報の失敗」の理由 ほか) 第2章 アルカイダ―“対テロ戦争”の実態(アルカイダ工作員;テロ・ネットワーク ほか) 第3章 中国・ロシア―スパイ技術の精髄(核技術スパイ疑惑;中国諜報機関の特徴 ほか) 第4章 朝鮮半島―“極東の火薬庫”で繰り広げられる情報戦(北朝鮮の諜報組織;拉致問題 ほか) 第5章 監察―諜報機関の暴走を抑えられるのか?(諜報と法執行の融合;テクノロジーの暴走 ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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