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『闇の奥』の奥 コンラッド/植民地主義/アフリカの重荷
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『闇の奥』の奥 コンラッド/植民地主義/アフリカの重荷

藤永茂【著】

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『闇の奥』の奥 コンラッド/植民地主義/アフリカの重荷

2,750

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 三交社/三交社
発売年月日 2006/12/15
JAN 9784879191670

『闇の奥』の奥

¥2,750

商品レビュー

4.4

9件のお客様レビュー

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2021/07/21

『レオポルド王の幽霊』を読む参考書として読む。『レオポルド王の幽霊』の内容がうまくまとめられているので、助かった。

Posted by ブクログ

2021/04/28

ヨーロッパがアフリカで行ったことと、アメリカがフィリピン、ベトナムで行ったことはネオコロニアリズムの発揚という点でパラレルである。その意味で地獄の黙示録が「闇の奥」を下敷きにしていると言うのは皮肉である。 奴隷貿易がいかにアフリカの現在に壊滅的な影響を与え続けているか、思い知らさ...

ヨーロッパがアフリカで行ったことと、アメリカがフィリピン、ベトナムで行ったことはネオコロニアリズムの発揚という点でパラレルである。その意味で地獄の黙示録が「闇の奥」を下敷きにしていると言うのは皮肉である。 奴隷貿易がいかにアフリカの現在に壊滅的な影響を与え続けているか、思い知らされる作品だった。

Posted by ブクログ

2019/03/17

コンラッド「闇の奥」で描かれたコンゴ河流域におけるベルギー(正確にはレオポルド2世)による植民地経営の実態に迫る。「地獄の黙示録」における「手首切り」と当時のコンゴ自由国において行われていた黒人労働者への刑罰としての手首の切り落としの関連から筆を起こして、奴隷を現地調達してゴム栽...

コンラッド「闇の奥」で描かれたコンゴ河流域におけるベルギー(正確にはレオポルド2世)による植民地経営の実態に迫る。「地獄の黙示録」における「手首切り」と当時のコンゴ自由国において行われていた黒人労働者への刑罰としての手首の切り落としの関連から筆を起こして、奴隷を現地調達してゴム栽培などの強制労働に徴発する植民地経営システムへの怒りは、そのような背景に無関心で、むしろ大英帝国の植民地支配を疑わない当時の知識人たち(コンラッドを含む)を鋭く告発する内容になっている。一方で植民地支配を告発したモレルやオリーブ・シュタイナーら、現在あまり知られることのない文筆家たちの功績も紹介されている。

Posted by ブクログ

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