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ゴールデン・エイジ(2) フェニックスの飛翔 ハヤカワ文庫SF
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ゴールデン・エイジ(2) フェニックスの飛翔 ハヤカワ文庫SF

ジョン・C.ライト【著】, 日暮雅通【訳】

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ゴールデン・エイジ(2) フェニックスの飛翔 ハヤカワ文庫SF

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房/早川書房
発売年月日 2007/05/25
JAN 9784150116125

ゴールデン・エイジ(2)

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商品レビュー

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2016/02/08

 3巻本の真ん中をネタバレなしに書くのはむずかしいが、サブ・タイトルで「フェニックスの飛翔」とばらしてるので問題ない。第2巻はファエトンが、奪われていた恒星間宇宙船〈喜びのフェニックス号〉をとりもどす話である。第1巻で〈黄金の普遍〉を追放されたファエトンはオフ・ライン状態で、自分...

 3巻本の真ん中をネタバレなしに書くのはむずかしいが、サブ・タイトルで「フェニックスの飛翔」とばらしてるので問題ない。第2巻はファエトンが、奪われていた恒星間宇宙船〈喜びのフェニックス号〉をとりもどす話である。第1巻で〈黄金の普遍〉を追放されたファエトンはオフ・ライン状態で、自分の足と防護服の力だけで都市から下界に下っていくわけだが、さらに落ちる落ちる、どん底まで落ちて、それからはい上がる算段を凝らす。これがなかなかうまくいかない。そこに助けがやってくるわけだが……  ファエトンが信じる「外敵」は本当にいるのか、といったあたりが本巻の謎で、「外敵」の正体をファエトンは推理していくのだが、「外敵」の存在する証拠と彼が思っている出来事は何者かによって書き換えられた記憶に過ぎないのではないかという疑念がいつまでもつきまとう。  本巻では〈黄金の普遍〉からの追放者たちの世界が主舞台である。貴族の生活しか知らないファエトンが無法者たちに立ち向かえるのかが焦点。遠未来、安定した社会では冒険を求める者がいなくなり、人間は退化していくという昔からあるテーマのSFだということが見えてくる。

Posted by ブクログ

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