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黒祠の島 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
| 発売年月日 | 2007/06/28 |
| JAN | 9784101240282 |
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黒祠の島
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商品レビュー
3.7
146件のお客様レビュー
【2025年141冊目】 知り合いの作家である葛木志保が疾走した。友人の式部は残された手がかりから夜叉島へと辿り着く。フェリー乗り場の係員は確かに葛木を見たと証言するものの、島の人間の誰に聞いてもそんな女は見たことがないという。余所余所しくなる島民、閉鎖された空間、死が纏わりつ...
【2025年141冊目】 知り合いの作家である葛木志保が疾走した。友人の式部は残された手がかりから夜叉島へと辿り着く。フェリー乗り場の係員は確かに葛木を見たと証言するものの、島の人間の誰に聞いてもそんな女は見たことがないという。余所余所しくなる島民、閉鎖された空間、死が纏わりつく惣領家。式部が最後に知った真相とは――。 人物が!多い!くて、誰が誰かわからなくなること多々ありつつでしたが、なんとか読み切りました。「屍鬼」の方が断然登場人物が多かったですが混乱しなかったのは登場しては消えていったからなのでしょうか。今作では最初から退場してる人も多く、血縁関係も複雑で「相関図書けば良かったー!」と思いました。 式部以外全員怪しく見えてくるし、なんなら被害者の身元も危ういし、親切な人の裏側まで疑いそうになるし、で疑心暗鬼小説でしたね。 再読する時は、絶対相関図を書こうと思います!
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ホラーとミステリーの要素が詰まっており、とても面白かった。島という閉鎖的な空間の中で独自に発展した信仰が島民に蔓延しており他とは何か違和感があるという恐怖を感じました。またストーリーも二転三転し、先が全く読めず読み応えがあった。ホラー要素もあるので霊的存在による犯行だったというオ...
ホラーとミステリーの要素が詰まっており、とても面白かった。島という閉鎖的な空間の中で独自に発展した信仰が島民に蔓延しており他とは何か違和感があるという恐怖を感じました。またストーリーも二転三転し、先が全く読めず読み応えがあった。ホラー要素もあるので霊的存在による犯行だったというオチかとも思ったがしっかりと犯人が存在したので、最後まで読んで良かったと感じました。
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失踪した友人を探す探偵、警察が存在せず邪教が伝わる『夜叉島』、調査を妨害する島の住民、無惨な姿で発見された女性の死体など終始不穏な雰囲気が漂うホラーミステリーで、島に蔓延る歪な信仰とある一族の複雑な家系図から起きる陰惨な連続殺人、終盤で明かされる犯人と島が隠してきたおぞましい秘...
失踪した友人を探す探偵、警察が存在せず邪教が伝わる『夜叉島』、調査を妨害する島の住民、無惨な姿で発見された女性の死体など終始不穏な雰囲気が漂うホラーミステリーで、島に蔓延る歪な信仰とある一族の複雑な家系図から起きる陰惨な連続殺人、終盤で明かされる犯人と島が隠してきたおぞましい秘密など最後まで頁を捲る手が止まらなかった。
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