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苦海浄土は内容がとても重く、言葉も平易でない。方言もキツい。それだけに石牟礼道子の文章は水俣の苦悩を余すところなく表している。 補償を妬む人もいたようだ。地域の瓦解と隣り合わせな中、水俣病が一損害賠償請求に止まらなかったのは、石牟礼が水俣に根を下ろすことをやめなかったからだと...
苦海浄土は内容がとても重く、言葉も平易でない。方言もキツい。それだけに石牟礼道子の文章は水俣の苦悩を余すところなく表している。 補償を妬む人もいたようだ。地域の瓦解と隣り合わせな中、水俣病が一損害賠償請求に止まらなかったのは、石牟礼が水俣に根を下ろすことをやめなかったからだと思う。 石牟礼道子はいつかお札の肖像になるだろう、と私は勝手に思っていた。だって樋口一葉が長生きしたって石牟礼には敵わなかったろう。
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第二部だけど書き終えたのは一番最近という、不思議な位置にある本。 それゆえか、少しばかり落ち着いた印象を与える。 だからこそ、苦悩は深いのだが。
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