さんずいあそび

別役実【著】

• 販売会社／発売会社: 白水社/白水社
• 発売年月日: 2006/11/10
• JAN: 9784560027912

商品レビュー

2017/01/16

[江戸川区図書館]

子どもに「漢字童話(学校で習う漢字を用いて書かれた童話のこと)」系の本を探そうと検索していてひっかかったので、てっきり"さんずい"に関する漢字を集めて何かネタ展開？されるのかと借りてきたら、、、、大人向けの、誤解でなければエッセイ的な作りの書だった。ので、自分でさらりと読み流して終わり。

冒頭で著者のさんずいとくさかんむりへの理由なき親近感を述べ、その流れで各さんずいに関する漢字と、その漢字から著者が連想する話を綴った内容。多少はそれぞれの漢字の意味解きや成り立ちにも触れているかと思ったが、そういうわけでもなく、なので私の中ではネタアリエッセイとして受け止められたかな？

2013/08/20

個人的にはもっと嘘（？）がちりばめられてる方が面白かったなぁ。もっともらしく語られてるのが好きなんだけど。
参考になったり勉強になる話もいろいろあって面白かった。

2007/11/04

さんずいを使った漢字で遊ぶエッセイ。
漢字の意味や成り立ちを考えるのが好きなので、どんなもんかと手にとってみた一冊。「それちょっと違うんじゃないの？」と思うところがいくつかあるけれど、いままで気づかなかった発見もあったので、読んでみてよかったです。「はじめに」の「言われてみれば確かに」と思う漢字が個人的に一番の発見でした。