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二島縁起 創元推理文庫
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二島縁起 創元推理文庫

多島斗志之【著】

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二島縁起 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社/東京創元社
発売年月日 2006/07/24
JAN 9784488460020

二島縁起

¥495

商品レビュー

3.5

6件のお客様レビュー

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2021/11/15

海上タクシーの船長を探偵役にしたシリーズの一作らしい。所謂パズラーではなく私立探偵小説風の展開。ハードボイルドと言いたいところだが、主人公はタフでもクールでもない。クライマックスは海上での派手なアクションになるので、背表紙の惹句にある「冒険小説趣向」という言い方が出てくるんだろう...

海上タクシーの船長を探偵役にしたシリーズの一作らしい。所謂パズラーではなく私立探偵小説風の展開。ハードボイルドと言いたいところだが、主人公はタフでもクールでもない。クライマックスは海上での派手なアクションになるので、背表紙の惹句にある「冒険小説趣向」という言い方が出てくるんだろうけど、ならば最後の窮地からは自力で脱出してもらいたい。ただ助けてもらいましたは、さすがに情けない。

Posted by ブクログ

2021/08/29

ミステリらしい不可思議な謎に加えて、ハードボイルド的な語り口や主人公の周りを固める登場人物たち。さらにアクションや歴史の謎もありと、要素盛りだくさんの秀作。 主人公は船上タクシーの船長・寺田。五つの島を回って乗客を拾ってほしい。しかし目的地は全員が乗船するまでわからない。しかし...

ミステリらしい不可思議な謎に加えて、ハードボイルド的な語り口や主人公の周りを固める登場人物たち。さらにアクションや歴史の謎もありと、要素盛りだくさんの秀作。 主人公は船上タクシーの船長・寺田。五つの島を回って乗客を拾ってほしい。しかし目的地は全員が乗船するまでわからない。しかし別々の島から乗せた乗客たちは、なぜか全員隣島の住人たち。さらに寺田の航路を邪魔する船も現れ…… 冒頭の得体のしれない思惑が見え隠れする、奇妙ながらも魅力的な謎から引き込まれます。船の操縦シーンは臨場感があって、冒険小説を読んでいるようなハラハラ感があります。謎の敵船を振り切るための操縦シーンや、クライマックスの船上シーンなど、とにかく船をめぐっての場面は読みごたえがあります。 女性陣のキャラも良かった。寺田の助手の弓や、男勝りな同業者の女性船長の越智。別に色っぽい場面があるわけでもないけれど、こうした女性陣たちのキャラクターや、主人公の寺田の距離感なども印象が良かったです。 あとは離婚して、長年音信のなかった寺田の息子が現れたり、といった場面があるのですが、ここでうじうじと寺田の内心を描くわけでもなく、全体的に見て人間関係の描き方が絶妙に感じました。 一つ踏み込めば掘り下げられるところも抑えて描かれるため、話のテンポと内面の掘り下げのバランスが絶妙にはまっていました。ページ数があまり多い作品でもないので、どっちかのバランスが崩れると、途端に中途半端な作品になりそう。 そこをいい意味で登場人物から距離を取って描いているので、要素やキャラが様々に含まれていても、それらが収まるべきところに収まっているように感じたのだと思います。 そういう意味で非常にまとまりの良かった作品でした。

Posted by ブクログ

2013/09/13

瀬戸内海の風土の様子が良いアクセントになっており、暖かみのある雰囲気に仕上がっています。 序盤は海洋冒険小説のようですが、物語が後半に差し掛かると一気に本格ものに様変わりします。島の因縁やアクションシーンもあって読み応えがありました。 ただ、論理的に犯人を指摘出来ない展開は、本格...

瀬戸内海の風土の様子が良いアクセントになっており、暖かみのある雰囲気に仕上がっています。 序盤は海洋冒険小説のようですが、物語が後半に差し掛かると一気に本格ものに様変わりします。島の因縁やアクションシーンもあって読み応えがありました。 ただ、論理的に犯人を指摘出来ない展開は、本格ものとしてはやや弱いかなと思いました。

Posted by ブクログ