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沖縄 日米最後の戦闘 光人社NF文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光人社/光人社 |
| 発売年月日 | 2006/08/16 |
| JAN | 9784769821526 |
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沖縄
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太平洋戦争。日本で唯…
太平洋戦争。日本で唯一、地上戦が行なわれたところ。沖縄。その事実を戦争をしらない世代にも。
文庫OFF
太平洋戦争最後の地上戦となった沖縄戦。「ベトナム戦争で米軍派兵50万といわれたが、南ベトナムの130分の1の面積しかない沖縄島に、45万の大軍が押し寄せてきた」(訳者まえがき)。対する日本軍守備隊は約10万であったが、堅固な陣地を構築し士気旺盛な日本軍の抵抗は激しく、主に沖縄南部...
太平洋戦争最後の地上戦となった沖縄戦。「ベトナム戦争で米軍派兵50万といわれたが、南ベトナムの130分の1の面積しかない沖縄島に、45万の大軍が押し寄せてきた」(訳者まえがき)。対する日本軍守備隊は約10万であったが、堅固な陣地を構築し士気旺盛な日本軍の抵抗は激しく、主に沖縄南部の各地で両軍は一進一退の攻防を繰り返した。この熾烈な戦いの中に、米軍は大学教授、歴史家、ジャーナリストから成る戦史部隊を送り込む。彼らは各部隊に配属されて戦闘を記録し、戦後は日本側資料も渉猟して沖縄戦の詳細な戦史を完成させた。謂わば米軍による沖縄戦の公式記録であり、あくまで米軍側の記録であることはもちろんだが、米軍の作戦計画、戦闘経過、そして日本軍の動静をどのように見ていたかを知る上で貴重な資料である。
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◆アジア太平洋戦争における戦略的観点から見た組織的戦闘の最後。それは沖縄戦だ。これを米軍からは如何に捉えているか? ここに国内では「熱き魂」で語られがちな戦艦大和の出撃や航空特攻の寒々しい現実が浮かび上がってくる◆ 1997年(底本1968年、原本1948年)刊。 編者はアメリ...
◆アジア太平洋戦争における戦略的観点から見た組織的戦闘の最後。それは沖縄戦だ。これを米軍からは如何に捉えているか? ここに国内では「熱き魂」で語られがちな戦艦大和の出撃や航空特攻の寒々しい現実が浮かび上がってくる◆ 1997年(底本1968年、原本1948年)刊。 編者はアメリカ陸軍戦史編纂部。 編者から予想できるように、第二次世界大戦における組織的戦闘の最後ともいうべき沖縄戦をアメリカ軍側から詳述した書である。 日本側の資料や文献では、米軍の組織的行動とその意味・目的、そして実態が把握できないために、なかなか叙述されない前哨戦にも相当量筆を割いている。 中でも、沖縄戦のアジア太平洋戦争での位置づけと、関連する九州や台湾への空襲の意味が明快になってくる。 一方で、陸上戦の前座とも言うべき、日本の航空特攻、戦艦大和の出撃とその最期の意味が寒々しい。 まず、これらのうち後者は殆ど意味をなさず、米軍も殆ど価値を置いていない。 むしろ、艦隊戦という観点では、大和撃沈に先立つ瀬戸内海への米機動部隊による空襲に価値を置いているのが印象的だ。つまり、米軍においては、停泊・護衛の任にあった(と解釈していた)残存空母を大破・沈没させた点を、重要な戦果として挙げているのだ。米軍の狙いの明瞭さが見て取れる。 他方、前者につき、米軍では一定の被害があったとするものの、堅固な対空防禦の効果の高さとレーダーを装備した警戒用艦艇(駆逐艦級?)の価値を重視し、日本航空機の甚大な数的被害に言及しているのが特徴である。 むしろ、航空特攻単体ではなく、航空特攻の援護と共に展開された日本陸軍の攻勢より、長期持久戦が展開される方が、米軍にとって損害の大なる結果を招来するとの指摘は重要であろう。 概して、米軍における優勢な火力とその量的・質的優越性とともに、制空権・制海権が米軍にありながら、日本は実のところ持久戦に徹することはできなかった点。 磨り潰されるように人的・物的戦力を削り取られていった様。 日本陸軍守備隊の乾坤一擲の反転攻勢の結果、もともと不足しがちであった守備隊の戦力を一気に低下させた点。 これらが淡々と、そしてきめ細かく叙述される。 また特攻攻撃が一定の戦果を挙げたとはいうものの、日米の海空の戦力差からして、もはや焼け石に水というレベルでしかない事実を如実に示しているという点も避けて通れないだろう。 これは米軍の自らに対する要求水準の高さに結実している。 すなわち、自軍のみならず、沖縄占領後の住民の食糧の必要性を考慮して策定された輸送計画とその実施。 戦傷者を後送できない点を強く問題視する姿勢と、その実現のために沖縄本島の空港・滑走路の整備を急がせたという挿話に感じ取れるところだ。
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