近藤勇白書 角川文庫14192

池波正太郎【著】

• 販売会社／発売会社: 角川書店/角川書店
• 発売年月日: 2006/04/25
• JAN: 9784041323328

商品レビュー

2010/05/28

近藤勇ファンには読ん…

[文庫ＯＦＦ]

近藤勇ファンには読んでもらいたい１冊。新撰組の作品は、書かれる人によって個性があって、キャラクターにしても少しづつ雰囲気が違ってたりするんですよね。正直、この作品で涙が出た、という部分は少なかったのだけど、読んでよかったと思う１冊です。

2022/11/04

幕末期の動乱について、当然新撰組中心ではあるが、かなりわかりやすく進行していく。
多摩の田舎の時の、無骨でいて親しみやすい近藤から、変わりゆく様を、暖かな目で取り上げていく。
人気ある土方歳三の書籍は数多くあるが、近藤勇中心というのは、珍しいのではないか。全体を通して、近藤勇の人柄がよくわかる一冊となっている。

2018/07/05

近藤勇の後半生は、幕府のため、新選組のためにあったと言っても過言ではない。
強いところも弱いところも、驕り高ぶったところ、女に溺れたところも、全てをひっくるめて人間味溢れる近藤勇が描かれている。