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半分の月がのぼる空(7) another side of the moon-first quarter 電撃文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社／発売会社 | メディアワークス/角川書店 |
| 発売年月日 | 2006/06/25 |
| JAN | 9784840234504 |
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半分の月がのぼる空(7)
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商品レビュー
3.9
19件のお客様レビュー
今回はまだ里香と裕一…
今回はまだ里香と裕一が入院していた時の話を短編集みたいにしたもの。 一話目の『雨（前編）』だけは六巻の続きで、次巻(八巻)に続く。 二話目の『気持ちの置き場所』普段とは違う亜希子さんのお話。 三話目の『君は猫缶を食えるかい？』は…まぁそういう話。 四話目の『金色の思い出』...
今回はまだ里香と裕一が入院していた時の話を短編集みたいにしたもの。 一話目の『雨（前編）』だけは六巻の続きで、次巻(八巻)に続く。 二話目の『気持ちの置き場所』普段とは違う亜希子さんのお話。 三話目の『君は猫缶を食えるかい？』は…まぁそういう話。 四話目の『金色の思い出』は裕一と里香が出会ったばかりの頃のお話。そして最後に『多田吉蔵のうれしはずかし病院ライフ』を収録。
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本編終了してからの短…
本編終了してからの短編って珍しいのでしょうか。「雨」だけ次の８巻に続きます。
文庫ＯＦＦ
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「奇跡のおまけ」時間です。 学校生活なんて、本当に送れるとは思ってなかったでしょう。 文化祭、学校帰りの寄り道、バイトに友達とのあれこれ。 どれも宝石みたい。 でも流石なのは、裕一の本音を、 里香には言えない言葉を、はっきりと書いてること。 「本当は僕も東京に行きたかった。」 それは、言えないけど、本当の言葉。 里香のいない、都会。 出ていくはずでなかった、みゆきたちが東京へ行く その、容赦の無い対比も含めて。 里香を選んだんだ、とそのあと繰り返しながら どこか血が滲んでいる、裕一の言葉が刺さりました。 里香にとって、いつ命が終わることが幸いなの？ この裕一の叫びを、知ってから生きるのは、里香…。 あなたには…。 けれど、早く終われ、なんてふたりとも思っていないよね。 そうだけど、失うものも大きかったんだね。 閑話休題 虚構の中に真実があるから、小説ってすごいです。 互いに都合いいだけじゃ、ないところが好き。
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