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リトルターン 集英社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社/集英社 |
| 発売年月日 | 2006/06/30 |
| JAN | 9784087460490 |
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リトルターン
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商品レビュー
3.6
22件のお客様レビュー
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Little Tern "Tern"とあるので、どんな”ターン”(Turnと間違えていた竹蔵)の物語かと思って挿絵を見たら、”アジサシ”の物語でした。 実物のアジサシをそれと認識して見たことはありませんが、鳩くらいの大きさで、渡りの途中に日本に寄ることもある鳥のようです。 何故かある日飛ぶことができなくなってしまったアジサシ。その主人公のアジサシがその困難な状況に戸惑い、慣れ、そして積極的にその意味を考察するという筋立てです。そして、それをサポートするのが唯一の友人となった蟹。 一言で言えばスランプの乗り越え方みたいな要約の仕方ができるのですが、美しい挿絵とゆったりとした文章は、それ以上の哲学を与えてくれるような気がします。 スランプでもがいている人、落ち込んでいる人に是非ご一読頂ければと思います。 元気の良い時に読むものではありません。 竹蔵
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羽や翼がどれほどが価値があり素晴らしいかを知らなければ、本当に飛ぶことはできないのだ。 高い空を飛ぶために、鳥は翼の下にあるすべての本質を見る必要がある。 リトルターンは、自分に影があることを地上について初めて気づいた。 私達も、当たり前の生活がどれほど価値のあり、素晴らしいものかを知ることが必要だと思った。 それから、今よりも高みを目指したり、向上したいなら、今得たすべてのもの、そして元からある素晴らしいものを気付き、その本質を見る必要があると思った。
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再読。 昨日、かもめのジョナサンを読んで本棚にしまう時にこれをもう一度読んでみようと思った。 この本も五木寛之氏の訳である。 買ったときに一度読んでいるのだが、特に印象に残っているわけではなく、それこそ寓話というか絵本として普通に読んだ。 アジサシという鳥が主役で、その鳥が急に飛べなくなってしまう。陸上で生活するようになった彼はやがて蟹と友達になる。最後に彼は飛び方を思い出す。 シンプルなお話で、前に読んだときははっきりと覚えてはいないが抵抗なく読み終えているのでたぶん、ものすごく普通の感想を持ったことと思う。 挫折しても立ち直れる的な、落ち込んだ時に読む本なのだろうというような。 本の感想自体は今回もそんな感じなのだけれど、昨日の今日だしやはり「かもめのジョナサン」と比較してしまう。 五木氏はこの本でもあとがきを書かれているのだけれど、決して「かもめのジョナサン」事はけなしていない。 対比を楽しんでいる。 でも、「かもめのジョナサン」を訳していたからこそこの本も訳したんだろうと思う。 そして、原作者はこの本を書くにあたってあの本の影響があったことと思うのだが、肯定的であったのか否定的であったのかどちらなのだろうか。 ストーリ自体はあっさりしていて絵が奇麗な絵本で元気のないときにパラパラ見るのに良いかと思うが、私にはこれは五木氏も「かもめのジョナサン」で感じた違和感を同じような形態のこの本で消化させたかったのではないかと考える。
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